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「低気圧」と「高気圧」の違いをご存知ですか!?

「低気圧」と「高気圧」の違いをご存知ですか!?

テレビで天気予報を見ていると必ず出てくる言葉が、低気圧高気圧ですね。なんとなく低気圧=天気が悪い、高気圧=天気が良い、ということは知っているのですが、具体的に低気圧と高気圧の何が違うのかというとご存じない方が多いのではないでしょうか。ということでということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズは低気圧と高気圧の違いについてです。

低気圧とは!?

低気圧とは、周辺よりも気圧が低い場所を指す言葉です。気圧とは空気の持っている圧力で、hPa(ヘクトパスカル)で表されます。気圧が低いというのは周囲と比較した相対的な事柄であって、何hPa以下だと低気圧というような基準はありません。

低気圧には温帯低気圧熱帯低気圧という2種類があり、温帯低気圧は日本近郊の温帯や寒帯で発生する低気圧を指します。一方熱帯低気圧とは、熱帯の海上で発生・発達する低気圧のことで、 風速17.2m/s以上にまで発達するといわゆる台風と呼ばれます。

低気圧は周辺より気圧が低いことから風が吹き込み上昇気流が発生し、それによって雲が発生しやすく天候が悪化します

高気圧とは!?

高気圧も、周辺より気圧が高い場所を相対的に指す言葉です。こちらも相対的な事柄なので、何hPa以上で高気圧といった基準は存在しません。

高気圧にも寒冷高気圧温暖高気圧と種類があり、温暖高気圧は夏に地表の温度を上げている要因です。また、高気圧は周辺より気圧が高く、風が吹き出すことから下降気流が発生します。そのため雲が発生しづらく、天候が良くなります。

低気圧と高気圧の違いまとめ

  • 低気圧、高気圧は周辺と比較した相対的な呼び方
  • 低気圧は上昇気流により雲が発生しやすく天候が悪化する
  • 高気圧は下降気流により雲が発生しずらく天候が良くなる

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