タカとワシ、両方ともすごく獰猛なイメージのある鳥ですよね。鷹狩なんて昔の武士の遊びがありますが、あれってワシじゃダメなのかな?なんて考えていたら、そういえば何が違うのだろう?みなさんはタカとワシの違いってご存知ですか?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズはタカとワシの違いについてです。
タカとは!?

タカとは!?
さて、では本題のタカとワシの違いですが、まずタカは南極大陸以外の全ての大陸に存在し、鳥類の中でもタカ科に属する鳥です。タカの特徴はクチバシが大きくかぎ形にまがっている点とより動物を捕食しやすいように大きな脚、湾曲した長く鋭いツメを持っているところです。
では、タカとワシがどう違うの?というと実は大きさということになるのです。クジラとイルカの違いに近いような感じですね。タカは中型から小型の上記のような動物のことを指します。見た目ではタカはワシに比べて小さいぶん、尖ったツバサでツバサと尾の間は狭くなっています。
ワシとは!?

ワシとは!?
ただ、タカとワシの違いが大きさということになると、おもしろい状況ができてきます。というのはその地域にいる一番大きいタカ科の鳥がワシになってしまうので、例えば沖縄のカンムリワシと日本に多くいるクマタカを比べるとクマタカの方が大きいのです。おもしろいですよね。
最後にワシやタカなどのタカ科の鳥は多くの場合一夫一妻制らしく、意外と律儀な鳥ということになりますね。さらにオスよりメスの方が1まわり大きく体力的にも上らしいですよ。だから一夫一妻なのかというとそれは分かりません。
タカとワシの違いまとめ
- タカもワシもタカ科の鳥。
- タカもワシも鋭いツメと大きくかぎ型のクチバシを持っている。
- タカとワシの違いは大き。小型〜中型のものをタカ、大型のものをワシと呼ぶ。
- 〜〜タカと呼ばれていてもワシより大きいものもいる。