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「軽油」と「灯油」の違いをご存知ですか!?

今更聞けない違いシリーズ

冬の寒い時期には灯油をガソリンスタンドに買いにいく機会が増えます。ガソリンスタンドといえばガソリン。ハイオク、軽油灯油・・・!ところで軽油と灯油の違いってご存知ですか!?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズは軽油と灯油の違いについてです。

軽油とは!?

原油を蒸留して軽油や灯油を作るのですが、軽油は原油を蒸留する際に灯油の次に生成されます。軽油が燃料となるのは主にディーゼルエンジン車ですね。軽油は無色のものもあれば少し茶褐色のものもあります。軽油には軽油取引税といわれる地方税がかかるということもあり、かつては重油をまぜた不正で脱法的な軽油が販売されたり使用されたりしていました。まぁ最近ではかなり減ってきていると思いますが。

灯油とは!?

灯油も原油を蒸留して抽出される石油製品ですが、原油とは違い基本的に無色透明です。なぜ灯油が無色透明であるかというと硫黄分などのいわゆる不純物を除去するためです。灯油は原油を蒸留する際にガソリンの次、軽油の前に生成されます。灯油はJIS規格によって1号灯油と2号灯油に分けられていて、1号灯油はいわゆる家庭用灯油で2号灯油は石油発動機の燃料や溶剤です。灯油が比較的安全といわれるのは引火点が40度以上と比較的高いからということです。

軽油と灯油の違いまとめ

  • 軽油は灯油の次に抽出される
  • 灯油はガソリンの次に抽出される
  • 軽油は無色もしくは茶褐色で灯油は無色

原油と石油の違い

さてここまでの内容で原油と石油という単語がでてきましたが、原油と石油の違いについては以下の記事で!

レギュラーとハイオクの違い

軽油と灯油といえばガソリンとハイオクの違いにも気になりませんか?