ワインが好きな方って本当多いですよね。すごいお洒落な感じがいます。ワインって意外と日本料理なんかにあったりもして、たしかにおいしいです。ただあまりグイグイいくとなぜか翌日の頭痛がビールやらと比べるとひどいことになります。さてそんなワインですが、ワインには赤ワインと白ワインとロゼってあります。みなさん、赤ワインと白ワインの違いってご存知ですか?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズは赤ワインと白ワインの違いについてです。
赤ワインとは!?
赤ワインと白ワインの一番の違いは原料の違いです。赤ワインの原料はメルローやテンプラニーリョなどの皮の色が濃い黒ブドウ種で、この皮の色がワインの色付けの役割を果たしています。
赤ワインと白ワインでは原材料の使い方も違います。赤ワインはブドウの皮も種も含めてまるごと絞って発酵させます。この皮や種も一緒に絞るという作り方により赤ワイン独特の酸味や渋みがでます。この渋みを出しているのはタンニンという成分なのですが、タンニンはポリフェノールの一種でポリフェノールは抗酸化作用が強く美容に良いと言われてますよね。
赤ワインはヨーロッパや南米で多く生産されているイメージがありますが、実際トップ3はイタリア・フランス・スペインあたりが常連となっています。とはいえ日本でも山梨県や北海道で日本ワインが生産されています。ところがです、ワインといっても日本ワインと国内製造ワインがあって、国内製造ワインも含めた生産量はなんと神奈川県なのです。これには理由があり、キリンのメルシャン藤沢工場があるかららしいです。
白ワインとは!?
白ワインはシャルドネやソーヴィニヨンなど緑色や黄色のブドウ種を原料としています。皮の色が薄いブドウということになります。とはいえ黒ブドウ種から作られている白ワインや白シャンパンもあります。
皮も種も一緒に絞る赤ワインと違い白ワインは皮や種は取り出し、実の果汁だけを使います。このため赤ワインに比べて色が薄く、渋みが少なく、フルーティな仕上がりになります。
白ワインは辛口・甘口の差がけっこうでるお酒です。辛口のワインは果汁に含まれる糖分を完全に発酵させているため、刺激のある味わいになっているそうです。逆に甘口の白ワインはブドウ糖が全てエタノールに変わってしまう前に発酵をとめるためだそうです。
赤ワインと白ワインの違いまとめ
- 赤ワインは基本的に黒ブドウ種を原料に使い、白ワインは基本的には緑色や黄色のブドウを原料に使う。
- 赤ワインは皮も種も一緒に絞り発酵させる。
- 白ワインは皮や種は除き、果汁だけを発酵させる。