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「ナゲット」と「から揚げ」の違いをご存知ですか!?

ナゲットとから揚げのの違いをご存知ですか!?

ファーストフードではポテトに次いで欠かせないサイドメニューのナゲット。スーパーの加工肉売り場に並んだものを家庭で簡単に調理してお弁当やおつまみなどにもできて手軽に食べられる便利な食品です。一方から揚げは、これまでもご紹介した通り食材に下味、小麦粉や片栗粉をまぶして油で揚げた料理です。この2つは揚げ物料理というのは共通していますが、具体的にはどう違うんでしょうか。ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズはナゲットとから揚げの違いについてです。

ナゲットとは!?

すぐ思いつくナゲットというのは、鶏肉を使った揚げ物がすぐに思い浮かぶと思います。実はナゲットはお肉にそのまま衣をつけて揚げたものではありません。
鶏肉などの小片や挽き肉を調味料を混ぜて一口大に成形し、衣やパン粉をまぶして調理した料理のことを言います。この時、具材のお肉はミンチ状態にされて成形していることが多いようです。

ファーストフード店舗では油で揚げて調理する場合が多く、バーベキューソースやマスタードソース等を付けて食するのが一般的です。一般家庭では手作りも可能ですが、ハムなどを作る会社から販売されているチルド製品や冷凍食品での加工済みのものを揚げたり、オーブンやトースターなどで焼き上げる調理法が一般的です。

ナゲットの語源はその色や形から「天然の金塊」を意味する英語 「Gold nugget」 が由来とされています。
ファーストフード店や加工済みで販売されているものは鶏肉のものが多いので鶏肉料理と思ってしまいましたが、調理法のこととその色や形から「ナゲット」と呼ばれるようですので、魚肉を使用してもナゲットになるとされています。ですので鶏肉が使われていれば「チキンナゲット」となります。

から揚げとは!?

一方のから揚げは、一般的にカットした食材に小麦粉や片栗粉を薄くまぶす程度で、衣をつけずに高温の油で揚げることを指し、英語では「fry」(フライ)となり、料理名ではフライドチキン、フライドポテトなど「fried〜」とつけて呼ばれているようです。

ナゲットとの違いは食材にカット以外の手を加えないことで、から揚げは揚げ物の総称ような調理名となり、鶏肉に限らず、カレイ、エビ、イカなどの魚介類、じゃがいも、ごぼう、アスパラなどの野菜など、様々な食材を用いた「から揚げ」があります。野菜でから揚げは珍しいかもしれませんが揚げ物の調理法を指すと考えれば同じものと言えます。

下味の有無は関係ありませんが、なんの味もつけず、小麦粉などをまぶす工程もない素のままの食材を揚げることもから揚げと言えますが、よく言われているのは素揚げと呼ばれるようです。

ナゲットとから揚げの違いまとめ

  • ナゲットは小片や挽き肉を調味料を混ぜて一口大に成形し、衣やパン粉をまぶして調理した料理法
  • から揚げはカットした食材に小麦粉や片栗粉を薄くまぶす程度で、衣をつけずに高温の油で揚げる料理法
  • ナゲットの語源はその色や形から「天然の金塊」を意味する英語 「Gold nugget」 が由来
  • から揚げは鶏肉に限らず、エビ、イカなどの魚介類、じゃがいも、アスパラなどの野菜など、他の様々な食材を用いてもから揚げと言う調理法にあたる
  • ナゲットも鶏肉に限らず、魚介類など、他の食材を用いてもナゲットと言う調理法にあたる

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