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食べたら危険なかいわれ大根の特徴5選!!

サラダやおひたし、副菜としてさっぱりと食べられるかいわれ大根は大根の種から発芽したばかりの新芽のことで、ビタミンA、C、E、K、葉酸などが含まれ栄養豊富で一年中安価で手に入れることができることから重宝されている食材です。しかしかいわれ大根は適切に保存しないと傷みやすい野菜でもあり、たくさん料理に使用するものでもないため、あまり大量に購入して保管しておくのには向いていないようです。
そこで、食べたら危険なかいわれ大根の特徴5選をご紹介します。

食べたら危険なかいわれ大根の特徴5選とは!?

変色している

かいわれ大根は買ってきたまま開封せずに冷蔵庫に入れておくと、3日もしたら黒い斑点が付いてしまいます。この黒い斑点は種子についたキズが原因でかいわれ大根が成長したときに黒い斑点ができるということが現れることがあります。この場合のかいわれ大根の葉にある黒い斑点は病気などではないのですが、とはいえあまりに黒い斑点が多いものは新鮮ではない可能性があるので購入時は避けた方がよいでしょう。

かいわれ大根は傷んでくると葉が黄色っぽく変色し、やがて茶色くなって枯れていきます。少し黄色味がかっているかな?と思ったら傷み始めている合図です。早めに消費することをお勧めします。

ぬるぬるしたり、どろっとしている

かいわれ大根は、買ったままの状態でそのままにしていると乾燥するため、長持ちさせるために水の中に立てて入れるように保存する方法をされる場合もあるかと思います。その場合、その水が古くなっていると水に浸っている部分から腐り、ぬるぬるとヌメリを発するようになります。
水を変えていないと、その状態になるのが早いようですので、保存の時の水は取り替えるようにしましょう。

葉や茎が乾燥してしまっている

かいわれ大根はスーパーでも冷蔵状態で販売されているもので、家庭でも冷蔵庫に入れておくほうが長持ちします。根元を水につけて冷蔵庫に入れる場合、葉の部分が剥き出しの状態ですと、乾燥は避けられません。乾燥は食べる部分の葉を枯らす原因になりますので、冷蔵庫に入れる場合はビニールなどで葉の部分を覆うようにしたほうが良いようです。

葉にハリがない

葉の部分の乾燥や購入してからの日数が経っていたり、水を変えずに保管していたりするとやはり、葉がしなしなになって、パリッとしたかいわれ大根の良さが失われてきます。
基本的にあまり日持ちのしないものでもありますので、購入したらなるべく早く消費することが望ましいと言えると思います。

カビが生えた

かいわれ大根高温多湿に弱いので、水をあげすぎるとカビが生えてきてしまうこともあるようです。気温が高くてもカビが生えやすくなるので、夏に保存する時はやはり冷蔵庫に入れるのが無難なようです。
種から育てる場合は常温の場合20度くらいが適温とされています。

かいわれ大根は前述しましたように、栄養面でとても優秀な野菜と言われています。ビタミンK、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンEなどのほか、βカロテンなどの栄養を含み、その中でかいわれ大根に含まれる栄養素の中にある、「イソチオシアネート」は大根にも含まれる辛みの成分ですが、かいわれ大根には大量に含まれており、肝臓等の消化器官で危険な毒素を代謝し、体の外で出してくれる効能があると言われています。そのイソチオシアネートですが、その他にも強い抗酸化作用により、動脈硬化や、がん、生活習慣病を予防する効能があるとも言われています。

ビタミン類は水に溶けやすいためかいわれ大根の栄養素をしっかりと摂取するのであれば生食の方が良いと言われていますが、スープや味噌汁などにすれば水に溶け出したビタミン類をできるだけ摂取するのであれば火を通した料理にする方が辛味なども抑えられて食べやすいようです。

かいわれ大根のおすすめの保存方法と期間

かいわれ大根の保存のポイント

おすすめの保存方法は冷蔵庫での保存です。常温の場合は暗くて涼しいところがおすすめになります。

ポイント1
容器に水を張り、かいわれ大根を立てるように入れます。
ポイント2
上からビニールもしくはラップなどをかぶせ、乾燥しないように閉じましょう。
ポイント2
水を1日1回取り替えましょう。

冷凍保存の場合

ポイント1
根元を切り落として小分けにします。
ポイント2
ラップに包みます。
ポイント2
ジッパー付き保存バックに入れ空気を抜いて冷凍室に入れます。

かいわれ大根常温保存は冷暗所が適していますが、可能な限り冷蔵庫で保存するようにしましょう。
そして購入したそのままの状態で冷蔵庫に入れるよりも、容器を取り替えて、水を入れ直すとより長持ちするようです。可能であれば、容器からかいわれ大根を取り出し、根本を洗ってから別の容器に移し替えるようにします。
かいわれ大根のような縦長の野菜を入れる容器が他にない場合、同じ容器を使うことも考慮しましょう。

根本だけを洗ってから容器に入れ、根本だけが水に浸かる程度の水を入れてから冷蔵庫に入れます。

1日1回、中の水を取り替えることが重要なポイントです。

これで1週間ほど保存しておくことができます。

かいわれ大根を常温保存することは、可能な限り避けたほうが無難なようです。冬の時期の冷暗所であれば、数日は保たせることもできますが、やはり冷蔵庫内での保存が最も適していると言われています。
かいわれ大根を保存できる期間は上記の保存方法で常温・冷蔵共に2〜3週間ほど日待ちできるそうです。

冷凍保存では1ヶ月くらいもつようですが風味が落ちるため、あまりおすすめできません。パリッとした食感が戻るわけではないのでスープなどの具材にするのがいいようです。
どうしても冷蔵保存したいという方は根本はカットしてしまってから水洗いし冷蔵してください。

かいわれ大根は豆苗などと違い、その葉自体が成長した葉であるため、使った後の残った根の部分を水につけると育つということはないそうです。
育てるのであれば市販されているスプラウト用の種子を購入し、種から育てるほうがよいようです。
適切な保存で栄養満点のかいわれ大根を美味しく食べ切りましょう!

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