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間違いやすい日本語5選!vol.002

間違いやすい日本語5選!vol.002

日常なんとなく使っている言葉や言い回しでも実は間違えていて恥ずかしいということが多々あります。そんなよく聞く言い間違えをシリーズで紹介していく「間違いやすい日本語5選」vol.002は漢字の読みを間違えやすい「駿馬」「紅のバラ」「立女形」「一日の長」「格天井」の5つをご紹介します。

駿馬

「しゅんば」とよんでしまいがちですが、「しゅんめ」です。駿馬とは足の速い馬やすぐれた馬のことです。さて、駿馬を使った「駿馬痴漢を乗せて走る」というおもしろいことわざがありますがご存知ですか?「駿馬痴漢を乗せて走る」の痴漢とは今風にいうとダメ男のことなので、ことわざの意味としては美人がパッとしない男性と結婚している様のことで、使うシチュエーションとしては世の中うまくいかなかったり、釣り合いがとれない時に使います。

紅のバラ

「べにのばら」ではなく「くれないのばら」です。なんかキザな印象をうける表現ですね。さて「ベニ」と読むと間違いかというとそうではないのですが、バラの場合は「くれない」と読んだ方がふさわしいですよね。

立女形

「りつじょけい」でも「たちおんながた」でもありません。正しくは「たておやま」と読みます。「女形」は「おやま」や「おんながた」両方の読み方をしますが、「立」がつくと「おやま」と読みます。ちなみに立女形とは歌舞伎の世界で若い女の人を演じる役者さんたちのことを呼びます。

一日の長

「いちにちのちょう」ではありません。「いちじつのちょう」です。一日の長とは技能や技術、能力が優れていることをいいます。イメージとしては早く生まれてたり、早く始めていた分優れているといった感じですね。

格天井

「かくてんじょう」と読みそうですが、「ごうてんじょう」です。ところで格天井って何?という話ですが、格天井とは日本や中国などで最高級とされる格式の高い木材で作った天井様式のことです。日本ではお城やお寺、神社などでとりいれられています。