退職・転職・倒産 仕事をやめる前にチェックしておきたい社会保障制度まとめ

2018/09/09社会保障まとめ
退職・転職・倒産 仕事をやめる前にチェックしておきたい社会保障制度まとめ

退職・転職・倒産、いろんな理由で会社をやめるケースがあります。特以前の日本とは違い転職という言葉が当たり前になった現在では多くの人が人生で1度は経験するといっても過言ではない状況かもしれないですね。そんな時に事前にチェックしておいた方良い社会保障制度をまとめました。

失業給付

なんといっても雇用保険(失業保険)の失業給付(基本手当)はまっさきに出てくる制度だと思います。とくに倒産やリストラなどの会社都合での退職を余儀なくされた方にとっては頼もしい制度ではないでしょうか?

この制度は、「自己都合による退職」と「会社都合による退職」で受給額や受給日数に違いがでてくる制度ですので、自分がどちらにあたるのか把握しておく必要があります。もちろん、ハローワーク等で質問していただければ、きちんとした返答がもらえると思います。

制度概要

もらえる人・対象 雇用保険に加入していた失業者の方
給付金額の目安 失業前6ヶ月の平均賃金日額のおおよそ4.5〜8割くらい
給付される期間 90日間〜360日間
手続きをするところ ハローワーク

【失業給付 (雇用保険・失業保険)】シリーズ社会保障 簡単解説 vol.001

求職活動関係役務利用費

求職活動関係役務利用費は子育てパパ・ママを応援する制度ってイメージです。再就職活動中に育児中の子供を保育園などに預けた場合の経費の一部が給付される制度です。つまり「面接に行く時に子供を保育園にあずけた」などの場合に利用できる制度です。また面接などの求職活動だけではなく、職業訓練や教育訓練の場合にも支給されます。

女性の社会進出や育児の分担など、こういった制度が役にたつケースが今後はどんどん増えてくるのではないでしょうか?

制度概要

もらえる人・対象 失業給付を受給中の育児中の方
給付金額の目安 1日あたり8割もしくは上限の6,400円
給付される期間 上限15日(訓練等の場合は60日)
手続きをするところ ハローワーク

【求職活動関係役務利用費 (雇用保険・失業保険)】シリーズ社会保障 簡単解説 vol.005

就業手当

就業手当は失業給付(基本手当)の受給中にアルバイトなどの短期の仕事で収入があった場合に使える制度です。「失業保険をもらっていると仕事やアルバイトができない」という話や噂を聞いたことありませんか?これは半分事実で半分嘘ということになります。基本的には失業給付自体は短期の仕事であっても停止してしまうのですが、その代わりにこの就業手当が利用できるイメージです。

ちなみにこの就業手当ですが、受け取った日数分はきっちりと失業給付の所定日数から差し引かれてしまいます。ですので、あまりに短時間のアルバイトとかだと失業給付をもらっているだけの方が給付金額が高くなる場合があります。ですので、きっちりと計算して制度を利用するとともに、基本的にはどうしても生活費が足りない場合などに利用する方が良い感じがします。

制度概要

もらえる人・対象 失業給付を受給中の方
給付金額の目安 失業給付(失業手当)の30%
給付される期間 失業給付の残日数が所定給付日数の3分の1以上かつ45日以上ある場合
手続きをするところ ハローワーク

【就業手当 (雇用保険・失業保険)】シリーズ社会保障 簡単解説 vol.002

再就職手当

再就職手当は失業給付を受け取っている間に再就職先が見つかり、勤務し始めた場合に給付される制度です。いわゆる「お祝い金」的なニュアンスに近いと思いますが、再就職が決まっただけではダメです。期間内に勤務し始めないとだめです。あれです、失業給付の所定期間を残したまま再就職が決まり勤務し始めた人に対して、残りの失業給付の所定日数分を補助してあげようって制度です。失業給付そのものが再就職の意志があることが前提なので、制度としては理にかなっていますよね。

制度概要

もらえる人・対象 失業給付を受給中の方で再就職が決まった人
給付金額の目安 失業給付金日額×支給残日数×70%
給付される期間 再就職日の前日までの失業保険の支給残日数が、所定給付日数の3分の1以上あること
手続きをするところ ハローワーク

【再就職手当(雇用保険・失業保険)】シリーズ社会保障 簡単解説 vol.003

就業促進定着手当

就業促進定着手当は再就職先の給料が失業給付を受け取る前の会社の給料より安い場合に給付される制度です。「前の会社より給料が減っちゃった〜」って時に一度相談しにいくともしかしたら制度を利用できるかもしれません。国は失業者を増やすくらいならその分を補助してあげた方が、経済のためになると考えているということでしょうか?

ただしこの就業促進定着手当は再就職手当を受けた人でしか制度を利用できません。つまり働く意志の強い人に対しての定着率をあげるという狙いなのだと思います。というか、働く意志の強い人でないと続きませんしね。

制度概要

もらえる人・対象 再就職手当を受給した方で再就職の給料が失業前の会社の給料と比べて落ちている人
給付金額の目安 最大で再就職手当の受給額の67%
給付される期間 再就職後6か月間
手続きをするところ ハローワーク

【就業促進定着手当 (雇用保険・失業保険)】シリーズ社会保障 簡単解説 vol.004

こちらの記事はあくまで制度をわかりやすく解説した記事です。詳しい制度内容についてはハローワーク等のサイトでご確認いただくか、直接ハローワークにお問い合わせください。