いろんな格安SIMサービスのメリットとデメリットをそれぞれ3個探していくこの企画、今回はBIGLOBEモバイルの3つのメリットと3つのデメリットについて調べてみました。
BIGLOBEモバイルとは!?
BIGLOBEモバイルは大手プロバイダーサービス、ビッグローブ株式会社が展開するMVNOサービスです。BIGLOBEモバイル
はMVNOサービスが始まった初期から展開している老舗ですね。まずはプランごとの料金表です。
プラン料金表
プラン種別 | 音声通話SIM | データSIM | |
---|---|---|---|
音声通話+データ通信+SMS | データ通信+SMS | データ通信のみ | |
1ギガ音声通話 スタートプラン |
1,400円 | – | – |
3ギガプラン | 1,600円 | 1,020円 | 900円 |
6ギガプラン | 2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
12ギガプラン | 3,400円 | 2,820円 | 2,700円 |
20ギガプラン | 5,200円 | 4,620円 | 4,500円 |
30ギガプラン | 7,450円 | 6,870円 | 6,750円 |
BIGLOBEモバイルの3つのメリット
BIGLOBEモバイルは老舗だけあって使い勝手の良いプランで展開しています。BIGLOBEモバイル
にはそのほかオプションも様々ありますが、今回は3つに絞ってメリットをお伝えしようと思います。
家族会員になるとずっと200円割り引き
BIGLOBEモバイルは家族会員プランがあって、2回線目以降は200円の割り引きが発生します。つまり音声通話プランだと3ギガプラン1600円が1ギガのスタートプランの料金1400円で利用できるんですね。つまりBIGLOBEモバイル
は家族みんなで乗り換えるとどんどんおトクになっていくシステムです。
エンタメフリー・オプション
BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションは、音声通話SIMだと月額480円、データSIMだと月額980円で加入できるオプションです。YouTubeやAbemaTVなどの動画配信サービスはもちろん、Google Play Musicなどの音楽配信サービスでも視聴・ダウンロードでデータ量が消費されないサービスなんです。今なら音声通話SIM限定で申し込みから最大6ヶ月間無料になります。動画視聴は今やスマートフォンのおもな使い方でもあると思うのですが、データ量が消費されないのであればデータ容量の小さなプランでも安心して使えますよね!
エンタメフリー・オプションには全21種類のサービスが含まれているので、一覧表にまとめてみました。よく使うサービスが含まれていればBIGLOBEモバイルも選択肢の一つとして大いにありえると思いますよ。
エンタメフリー・オプション対象サービス
動画配信 (視聴のみ) |
音楽・ラジオ配信 (再生/聴取のみ) |
電子書籍配信 (閲覧・ダウンロードのみ) |
その他アプリ |
---|---|---|---|
YouTube | Google Play Music | dマガジン | Facebook Messenger |
AbemaTV | YouTube Music | dブック | |
U-NEXT | Apple Music | 楽天マガジン | |
YouTube Kids | Spotify | 楽天Kobo | |
AWA | |||
Amazon Music | |||
LINE MUSIC | |||
radiko | |||
らじる★らじる | |||
dヒッツ | |||
RecMusic | |||
楽天ミュージック |
顧客満足度No.1
BIGLOBEモバイルは公式サイト
で発表されているように、2019年オリコン顧客満足度ランキングで総合1位に選ばれました。BIGLOBEモバイル
は各種サービスはもちろんのこと、SIMカードの使い方やトラブル対応といった問い合わせ窓口が充実していて、電話や公式サイト
のチャットでサポートを受けられるので安心度が高いですね。問い合わせ窓口の対応も、2018年度HDI主催の問い合わせ窓口格付けで最高評価の三つ星ですからさらに安心です。
その他のメリット
- au、ドコモの回線を選べるのでエリアの心配がない
- 余ったデータ容量は翌月に繰り越し可能
- 店舗取扱いもあって即日開通が可能な店舗も
- BIGLOBEでんわアプリで国内通話が半額に
- かけ放題から定額パックまで通話オプションが豊富
BIGLOBEモバイルの3つのデメリット
データ量の追加チャージが割高
BIGLOBEモバイルは当月のデータ容量を使いきると回線速度が最大200kbpsに制限されます。回線速度をもとに戻す追加チャージができますが100MBごとに300円のチャージ料が必要になります。他社だと500MB~1GBで500円というところが多いですから、比べるとちょっと割高に感じますね。エンタメフリー・オプションを組み合わせてうまくデータ容量をやりくりしましょう。
販売しているスマートフォンがAndroidだけ
BIGLOBEモバイルではSIMカードといっしょにスマートフォン端末も販売しているのですが、現時点(2020年5月)のラインナップにはAndroidしか用意がありません。スマートフォンといえばiPhoneファンの方も多いと思うのですが、BIGLOBEモバイル
でiPhoneを使おうと思うと他からSIMフリーiPhoneを購入してくるか、回線に合わせてau・ドモコのiPhoneを入手する必要がありますね。
最低利用期間内の解約時に契約解除料を請求される
BIGLOBEモバイルの音声通話SIMには最低利用期間が設定されていて、契約翌月から1年間になっています。この最低利用期間内に解約すると、契約解除料として1000円を請求されるんです。2019年9月以前に契約すると8000円だったので随分と値下げされましたが、それでも余計な出費はしたくないですよね。契約はプランをよく確認して、思ったものと違ったなんてことが無いように要注意です。
その他のデメリット
- キャリアメールが使えない
- LineのID検索(年齢確認)ができない
- 無制限のかけ放題プランがない
BIGLOBEモバイルの公式サイト
を詳しく確認してみましたが、今回分かったのはBIGLOBEモバイル
は動画配信サービスなどの利用に最適なMVNOサービスということです。エンタメフリー・オプションをうまく使えばデータ容量を気にせずに利用できますね。