【専門実践教育訓練給付金 (雇用保険・失業保険)】シリーズ社会保障 簡単解説 vol.007

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「シリーズ社会保障 簡単解説 vol.007」は専門実践教育訓練給付金 (雇用保険・失業保険)についてです。この制度は雇用保険に加入している現役の会社員の方でも利用できる制度ですので注目です。「雇用保険・失業保険=失業したら」ではない点で見落としがちな制度です。

専門実践教育訓練給付金とは?

専門実践教育訓練給付金は「教育訓練給付制度」の一つです。専門実践教育訓練給付金は一般教育訓練給付金の対象になっている講座とは別の厚生労働大臣が認定したより専門的で実践的な内容であると認定した講座(1年~3年コース)や専門学校等(1年~3年コース)に通う場合に給付される制度です。専門実践教育訓練給付金についても一般教育訓練給付金と同じく失業中・就業中関係なく受給できますので、在職中の方でもスキルや技術アップのためにうまく利用できるところが特徴です。

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専門実践教育訓練給付金はどんな人がもらえるのか?(対象)

専門実践教育訓練給付金は受講開始時に45歳未満で、失業保険(雇用保険)の受給資格がある方であれば在職中の方も失業中の方も利用できる制度です。

在職中の方

専門実践教育訓練給付金は受講開始日に通算で2年以上の雇用保険へ加入している方か、前回の専門実践教育訓練給付金制度利用から受講開始日までに雇用保険への加入年月が通算3年以上の方が対象になります。

失業中の方

失業中の方は失業してから1年以内で、失業するまでに2年以上雇用保険に入っていた等の条件を満たせば専門実践教育訓練給付金制度を利用できます。

専門実践教育訓練給付金の給付額は?

専門実践教育訓練給付金の給付額は

訓練経費の50%で年間支給上限額は40万円

となっています。専門実践教育訓練給付金は通算で3年受給することができるので、3年コースの専門学校等に通った場合は最大で

40万円 × 3年 = 120万円

受給することができます。また受講修了から1年以内に資格を取得し、再就職できれば20%の追加支給金も受け取れます。さらに平成30年からさらに拡充される予定です。

支給例

次のような条件の専門学校に通い卒業後すぐに該当の資格を取得した場合。

入学金 20万円
1年前期 50万円
1年後期 50万円
2年前期 50万円
2年後期 50万円
3年前期 50万円
3年後期 50万円
トータル 320万円

上記条件で通学した場合、次の表のような支給額になります。

半年の訓練経費 支給される額
1年前期 70万円 35万円
1年後期 50万円 5万円
年上限(40万円)から前期分(35万円)を引いた額
2年前期 50万円 25万円
2年前期 50万円 15万円
年上限(40万円)から前期分(25万円)を引いた額
3年前期 50万円 25万円
3年前期 50万円 15万円
年上限(40万円)から前期分(25万円)を引いた額
資格取得 56万円
320万円×20%で64万円。
3年間の資格取得補助が56万円なので受給額は56万円。
トータル 320万円 168万円
合計は176万円ですが、上限が168万円。

卒業後の資格取得前提ですが、320万円の訓練経費に対して168万円の専門実践教育訓練給付金を受け取ることができます。ただし、訓練経費とは「入学金+授業料」のことになるので、交通費や補助教材費、その他文房具やパソコンなどの経費は計上できませんので注意が必要です。

専門実践教育訓練給付金の申請や手続き・届出は!?

専門実践教育訓練給付金については自らハローワークに届け出および申請しての手続きが必要です。

こちらの記事はあくまで制度をわかりやすく解説した記事です。詳しい制度内容についてはハローワーク等のサイトでご確認いただくか、直接ハローワークにお問い合わせください。

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