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「せんべい」と「おかき」の違いをご存知ですか!?

せんべい・おかき違い

おやつでおなじみの「おせんべい」ですが、似た味のものも多い「おかき」もあります。「おせんべい」は丸もしくは四角で大きく焼かれたもので「おかき」は一口サイズのもの的な大きさの違い?なんて、なんとなくそんなイメージのあるせんべいとおかきですが、みなさん、その違いをご存知ですか!?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズはせんべいとおかきの違いについてです。

せんべいとは!?

せんべいとおかきの違いは明確に原材料の違いになるそうです。

日本のせんべいの原料は、日本人の主食である、「ごはん」と同じ、うるち米からできています。
ですので、うるち米をつぶしたり、ついて、延ばしたものを焼いたり、揚げたりして作る米のお菓子で、調理別ですと「焼きせんべい」と「揚げせんべい」になるようです。

醤油味や塩味よる味付けをしたものが多く、形も丸や四角で延ばしたものが多いようです。

おかきとは!?

おかきは「おもち」の原料の、もち米からできています。
「おもち」を小さく加工して、乾燥させたものを表面がきつね色になるまで炙った米菓とのことです。味付けや焼いたり揚げたりなどの調理法はせんべいとあまり変わりません。

「おかき」には似たものとして「あられ」もありますが、原材料が同じで「おもち」が使われています。この両者の違いは現在は「おおよその大きさで呼び方を変えている」とのことで、明確に数値で決められてはいないようですが「おかき」の方が「あられ」より大きいといわれています。

おかきの語源が鏡餅など神様に供えた餅を槌や手で細かく(欠き割る)して作られることの、「欠き餅」から宮中言葉で「御欠(おかき)」と呼ばれるようになったといわれています。
あられは「おもち」を砕いて炒る音や、ふくらんだ形が天気の「霰(あられ)」に似ていることから、「あられ」と呼ばれるようになったといわれています。

作り方も昔は違っており、もちを細かくするための作業では、あられは包丁、おかきは、槌(つち)を使ったとされています。おかきで槌を使うのは、神様に供えた鏡もちに、包丁や刀を入れるのは、縁起が悪いという考え方からきているそうです。

せんべいとおかきの違いまとめ

  • せんべいの原料は、うるち米
  • おかきの原料は、もち米
  • うるち米を使ったせんべいは、少し硬めに仕上がり、火を入れても膨らまない
  • 焼いたり、揚げたりはせんべいもおかきもあまり変わらない

観てもらいたい動画!!