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「退職願」と「退職届」の違いをご存知ですか!?

「退職願」と「退職届」の違いをご存知ですか!?

転職や家庭の事情、はたまた体調など理由は様々ですが会社を退職する決意をした人がいるかもしれません。そんなとき、会社に退職を伝えるのに使う書類に退職願退職届がありますね。とても良く似た名前の書類ですが、そもそもどういう使い方をするのかご存知でしょうか?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズは退職願と退職届の違いについてです。

退職願とは!?

退職願とは読んで字の如く、会社や経営者に対して退職を願い出るときに提出する書類です。退職願は通常の会社ではまずは直属の上司に提出することになります。

退職願は願い出る、ということはつまり退職の是非や退職時期の相談なので却下されたり、あるいは会社に残るよう相談や説得をされるかもしれません。

退職願は法律上に規定されおらず必ずしも提出が必要な書類ではありませんが、会社によっては「退職希望日○○日前までに退職願を提出する」など決まっていることがあるので、就業規則をよく確認しましょう。退職願を提出し退職日を決定した後に正式に退職届を提出する流れになります。

退職届とは!?

退職届は会社や経営者に対し、自分の退職を通知する書類です。労働基準法では退職日の2週間前に通知すれば良いこととなっており、退職届はその内容を書面で通知するために使います。

退職届も法律上必須な書類ではありませんが、退職願同様に就業規則で退職を届け出る時期が決まっていることが多いので要確認です。退職届は退職願と異なり、決定した退職の意志を伝える書類なので一度受理されると自分の意志で撤回することは難しいでしょう。よっぽど退職の意志が固まっていない限り、まずは退職願を提出することをオススメします。

退職願と退職届の違いまとめ

  • 退職願は退職を会社や経営者に願い出るための書類
  • 退職届は退職の意思や退職日を会社や経営者に伝えるための書類
  • どちらも法律上の規定はなく、労働基準法上は2週間前に退職を願い出でればOK