お昼のランチにとんかつというのは魅力的すぎるメニューですよね。とんかつも以前は高級品というイメージがありましたが、最近ではワンコインで食べることができますね。さてそんなとんかつですが、よく似た料理にポークカツというものがあるのをご存知ですか!?ポークカツはレストランででてくる印象の強い料理ですが、みなさんとんかつとポークカツの違いをご存知ですか!?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズはとんかつとポークカツの違いについてです。
とんかつとは!?
とんかつもポークカツも豚肉にパン粉をつけるところまでは同じですが、その後の調理方法が違います。とんかつはみなさんご存知のように油であげる料理ですね。
そんなとんかつですが、明治時代が起源となり当時は現在のポークソテーに近いような焼きもののような料理だったらしいのです。しかしこの料理はとても時間がかかるらしく、「煉瓦亭」の創業者の方が、日本料理の天ぷらを参考に考えたのが現在のとんかつとのことです。
次の違いは肉厚についてになります。とんかつは調理方法の特徴からも肉厚は厚く、しっかりしています。分厚い豚肉でも油につけて揚げてしまうので、火を通すのが難しくないのですね。
最後の違いはとんかつは日本で考えられた日本料理です。とんかつだけではなく、カツの多くは一見西洋料理のようですが実は日本料理だというものが多いのです。
ポークカツとは!?
ポークカツは日本料理のとんかつとは違い基本的に西洋料理です。とんかつの起源の話をとんかつの項で少ししましたが、そこででていた豚肉を焼いていたものがポークカツのようなものです。
ポークカツはとんかつと違い豚肉にパン粉をつけてフライパン等で焼きます。揚げるとんかつとはここが違いますね。また焼くということは必然的に火が通りやすくするために、肉厚が薄くなってしまいます。
これ以外にもかつて映画監督の山本嘉次郎さんがとんかつはとんかつソースをかける、ポークカツはウィスターソースをかけると定義されてましたね。
とんかつとポークカツの違いまとめ
- とんかつは肉厚があるがポークカツは肉厚がそれほどない
- とんかつは日本料理でポークカツは西洋料理
- とんかつはパン粉をつけて脂で揚げるが、ポークカツはパン粉をつけてフライパンで焼く
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