「国産牛」と「和牛」の違いをご存知ですか！？

できることなら国産牛が良いって人多いですよね。でも和牛は高いしなぁ、、、。ただ外国産の牛肉と和牛って同じ牛？ってくらい違う気がします。どちらが好きかは個人の好みだとは思いますが。ところで国産牛と和牛の違いってご存知ですか？ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズは国産牛と和牛の違いについてです。

国産牛とは！？

国産牛とは和牛も含めた国内で生産された牛全般のことを指します。ところが外国種や輸入牛だとしても海外で飼育された期間より日本で飼育された期間の方が長い牛についても国内産と言えちゃいます。ちなみに日本で流通しているお肉のうち、国産牛は40%後半で外国産が50%前半といわれています。さらにはスーパーなどで流通している国産牛の多くはホルスタインやホルスタインと和牛との交雑種である可能性が高いそうです。ホルスタインって聞くと乳牛だと思われている方も多いと思いますが、乳のでなくなった雌牛と種牛にならない雄牛はお肉用になります。

和牛とは！？

和牛とは国産牛とは違い日本古来の食肉専用種のことで、松坂牛や神戸ビーフなどは和牛の中の銘柄の名前です。和牛には「黒毛和種」「褐毛和種」「日本短角種」「無角和種」の4種類がいますが、約９０％を黒毛和種が占めています。
黒毛和種の中でも特に有名なのは但馬牛ではないでしょうか？高級肉としても有名な松阪牛や神戸ビーフ、近江牛などのブランドをクリエイトしています。

和牛の格付けはA-5ランクなどと呼ばれます。これ実はアルファベットの方は味とは一切関係ないのです。和牛の格付けはアルファベットがA〜Cの3段階で歩留りを表し、数字は1〜5の5段階で肉質を表します。ですので、A-1ランクより、C-5ランクのお肉の方がおいしいというこになります。

ランックの高いお肉は価格もまぁびっくりな価格です。例えば神戸牛だとこれくらいのお値段です。