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「木造」と「RC造(鉄筋コンクリート造)」の違いをご存知ですか!?

「木造」と「RC造(鉄筋コンクリート造)」の違いをご存知ですか!?

今回はおうちの話です。家を建てる時や賃貸を探す時に気になるポイントに構造の話があると思います。住宅には木造や鉄骨造(S造)、RC造(鉄筋コンクリート造)などがありますが、なんとなくイメージはあるけど具体的に何が違うのか知らない方も多いと思います。みなさんは木造とRC造(鉄筋コンクリート造)の違いをご存知ですか!?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズは「木造」と「RC造(鉄筋コンクリート造)」の違いについてです。

木造とは!?

木造は在来工法とも呼ばれ、日本の伝統的な工法の1つで柱、壁、梁などを木でつくる工法のことをさします。日本ではなんと6割もの住宅が木造になっているそうです。

まず木造とRC造(鉄筋コンクリート造)の違いとしてあげられる一番の違いは法定耐用年数になると思います。木造の法定耐用年数は22年になっています。この22年というのは鉄骨造やRC造(鉄筋コンクリート造)に比べて短く設定されているといえます。

次の違いは、木造はRC造(鉄筋コンクリート造)に対して比較的設計(デザイン)の自由度が高いと言われています。そのため、増改築もしやすいともされています。

最後にあげられるのはやはり期間と費用面です。木造はRC造(鉄筋コンクリート造)に比べて短期間での建築が可能で費用も安く抑えられるといわれています。

RC造(鉄筋コンクリート造)とは!?

コンクリートでつくられた頑丈で堅固な躯体というイメージのあるRC造(鉄筋コンクリート造)は、柱や梁を鉄骨で、その周りの型枠を鉄筋で組み、そこにコンクリートを流し込んでつくられます。RC造(鉄筋コンクリート造)は頑丈さが特に求められる高層ビルなどにも使われている工法です。木造とRC造(鉄筋コンクリート造)の違いとしてはこの工法の違いからいくつかの違いがでてきます。

まずあげられる違いは法定耐用年数です。RC造(鉄筋コンクリート造)の法定耐用年数は47年となっていて、いかに頑丈な作りであるかが想像できますね。

次の違いとしてはRC造(鉄筋コンクリート造)の場合は内部のリノベーションやリフォームは別として、増築にはそれなりの費用と時間がかかります。できないというわけではないのですが、それなりに覚悟が必要になりそうです。

最後は建築における費用と期間について。こちらはやはり木造に比べると高価で長期間になってしまいます。これは構造上、仕方のないことですが予算に合わせて木造かRC造(鉄筋コンクリート造)かを選ぶ必要がでてきます。ただし、遮熱性や遮音性はRC造(鉄筋コンクリート造)の方が高いと言われています。

木造とRC造(鉄筋コンクリート造)の違いまとめ

  • 木造とRC造(鉄筋コンクリート造)では工法が違う
  • 木造の法定耐用年数は22年だが、RC造(鉄筋コンクリート造)は47年
  • RC造(鉄筋コンクリート造)に比べて木造の方がデザイン(設計)などの自由度が高い
  • 木造の方が安価に短期間で建築しやすく、RC造(鉄筋コンクリート造)は高価で長期間になりやすい