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「そうめん」と「ひやむぎ」の違いをご存知ですか!?

「そうめん」と「ひやむぎ」の違いをご存知ですか!?

夏といえばそうめん!涼しげな流しそうめんなんかはあこがれですよね。そういえばひやむぎって聞いたことありませんか?細いのがそうめんで少し太いけどうどんより細いのがひやむぎなんて思ってますが、ところでそうめんとひやむぎの違いご存知ですか!?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズはそうめんとひやむぎの違いについてです。

そうめんとは!?

そうめんとひやむぎの一番の違いは太さです。そうめんの太さはJAS(日本農林規格)によって実は太さが決められています。なんとなく細いのがそうめんと言うわけではないのです。さてその太さですがJAS(日本農林規格)では 「直径1.3mm未満」と決められています。

2番目の違いはその製造方法です。そうめんは基本的には手延べ方式で製造されます。手延べ方式とは生地によりをかけながら細くのばしていく作業のことです。そうめんは小麦粉と水を練った後、粘着剤として植物油を塗りながら手で伸ばして細く細く伸ばしていきます。

ひやむぎとは!?

さてひやむぎの太さですが、ひやむぎはだいたいそうめんより太い「1.5mm前後」です。つまりひやむぎはそうめんより太くてうどんより細いということになります。ざっくりとした感じです。
手延べ方式で生産されるそうめんとは違いひやむぎは一般的には綿棒で伸ばした後一定の太さに包丁で切ります。

どちらかというとはっきりとした違いは製造方法の方に差があるようですが、実際のところ現在ではそうめんもひやむぎも機械製造が多く太さくらいしか差がないというのが現実です。

そうめんとひやむぎの違いまとめ

  • そうめんの太さは直径1.3mm未満
  • ひやむぎの太さは直径1.5mm前後
  • そうめんは手延べ方式で作られる
  • ひやむぎは綿棒でのばしてから切る

オススメそうめん5選

揖保乃糸

兵庫県手延素麺協同組合が生産・販売しているそうめんです。テレビCMでも同じみですよね。組合が管理しているところが事業場の特徴であり、そのおかげで品質が守られています。帯の色で等級が分けられていて、赤帯は上級品、黒帯は特級品などと決まっています。

三輪そうめん

奈良県桜井市を中心としたエリアで生産されているそうめんです。この地方はそうめん発祥の地といわれており、奈良時代くらいから作られていたと言われています。生産方式は手延べ方式で極寒期に作られているそうで、三輪そうめん独特の歯応えと喉越しが特徴です。いわゆる高級ブランドです。

鴨方の手延べ麺

岡山県浅口市鴨方町で生産されているそうめんです。この地域の生産方式は手延べ方式が特徴でそうめん以外にもうどんひやむぎも有名です。歴史的遡れば9世紀くらいにはそうめんの原型のようなものが朝廷に献上されていたそうです。

大矢知手延べ素麺

三重県四日市の大矢知といえばひやむぎで有名ですが、そうめんの産地でもあります。三重県出身ということもあり問答無用で5個のうちの1つにいれました(笑 実際おいしいですよ!

五色そうめん

松山城下うまれの色付きで有名な愛媛県が産地のそうめんです。寛永12年(1635年)に誕生した歴史と味わいのあるそうめんです。見た目の美しさも秀逸です。