アクアリウムハジメマシタ!!

「サンゴ」と「イソギンチャク」の違いをご存知ですか!?

サンゴ・イソギンチャク違い

海中の植物といえばワカメやコンブなんかの海藻類やイソギンチャク、サンゴが思い出されます。しかしこのサンゴイソギンチャク、実は植物ではなく動物なのです。なるほど、サンゴとイソギンチャクは動物なのね、、、。そうなると次はサンゴとイソギンチャクの違いが気になりませんか!?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズはサンゴとイソギンチャクの違いについてです。

サンゴとは!?

まず冒頭でも少し紹介したように、サンゴもイソギンチャクも刺胞動物門に属する動物です。刺胞動物といえばあのクラゲもこの仲間です。サンゴとイソギンチャク、クラゲって同じグループの動物だったってなんか驚きです。クラゲは動物ってイメージでしたがサンゴとイソギンチャクは植物のイメージが強すぎました。ただクラゲと仲間だってなると確かに動物ですよね。ちなみにこの刺胞動物って口と肛門が同じらしいですよ。

さてサンゴとイソギンチャクの違いについては3つほど紹介します。まず1つ目は移動するかしないかです。基本的にサンゴはイソギンチャクと違い移動することはありません。ただし例外的に一部のサンゴは移動します。

次は骨格を形成するかどうかです。サンゴは骨格を形成し、骨格が外に出ているものをハードコーラル、外に出てないものをソフトコーラルと呼びます。サンゴの骨格は炭酸カルシウムでできています。

最後は群体を形成するかどうか。サンゴはサンゴ礁でも有名なように群体を形成します。とはいえサンゴといっても全てが群体を形成するわけではなく、群体を形成するサンゴを群体サンゴ、しないものを単体サンゴと呼びます。

イソギンチャクとは!?

イソギンチャクはなんと移動することができます。なんとなく生えているイメージが強かったイソギンチャクですが、足盤を使って移動できます。とはいえその移動速度は時速数cmとのこと。動かないイメージが強いのも仕方ないですね。

骨格についてはイソギンチャクは形成しません。柔らかくてフワフワとしたイメージですよね。またイソギンチャクは群体を形成することはなく単体で定着しています。

サンゴとイソギンチャクの違いまとめ

  • サンゴは基本的に移動できないが、イソギンチャクは移動できる
  • サンゴは骨格を形成するが、イソギンチャクはしない
  • サンゴは群体を形成するか種もいるが、イソギンチャクは基本的に単体

観てもらいたい動画!!