アクアリウムハジメマシタ!!

魚や水中生物にとってよくないアンモニアについて|アクアリウム初心者マニュアルvol.008

魚や水草にとってよくないアンモニアについて|アクアリウムを始めるための初心者マニュアルvol.008

アクアリウムを始めるための初心者マニュアルvol.007まででだいたい設備なんかに関する話は終わりました。ここからはアクアリウム基礎知識です。せっかく揃えた設備や道具で元気に、そして健康的にお魚さんたちを育てるためにここだけは押さえときたいというポイントを解説していきます。少し専門的な話も交えながらも、できる限り分かりやすくしていきたいと思います。そんな基礎知識編の第一弾はお魚さんたちの水中環境で発生してくる有害物質であるアンモニアについて。ではアクアリウムを始めるための初心者マニュアルvol.008「魚や水中生物にとってよくないアンモニアについて」です。

アクアリウムをやる上で絶対に知っておきたいアンモニアについて

シュレさま

やぁ、Azumacchi。
やぁ、シュレ様。

Azumacchi

シュレさま

Azumacchi、今日はアクアリウムの何の話?
今日はお魚にとっての水中の有害物質についてだよ。

Azumacchi

シュレさま

水中の有害物質ね。有害物質って何?
有害物質ってのは健康被害や病気、最悪の場合死んでしまう可能性まである、お魚や水草にとって害のある物質のことだよ。

Azumacchi

シュレさま

そんなことは分かってるよ。有害物質って何があるの?ってことだよ!
水中の有害物質としてはアンモニア・亜硝酸・硝酸や鉛や銅などの重金属なんかが有名だよ。

Azumacchi

シュレさま

なるほどね。
そんな有害物質から今回は濾過システムに関わるアンモニア・亜硝酸・硝酸の中からアンモニアについて説明するよ。

Azumacchi

シュレさま

アンモニアね。わかったよ。
まずはアンモニアがどうして水中にできるのか?って話からはじめるよ。

Azumacchi

シュレさま

うん。
濾過器の選び方とか濾過材(濾材)の選び方のところでも少しふれたけど、アンモニアは魚のフンやエサの食べ残しなんかをバクテリアが分解してできるんだよ。あとお魚さんたち自身も代謝でできたアンモニアをエラから出すしね。

Azumacchi

アンモニアはフンやエサの食べ残し、魚などの生物の代謝で発生する。

シュレさま

そうだっけ。アンモニアって何が有害なの?
アンモニア・亜硝酸・硝酸の中でもアンモニアが一番毒性が高いんだよ。

Azumacchi

シュレさま

そうなの?
うん。ということでまず最初はアンモニアについてなんだよ。

Azumacchi

アンモニア・亜硝酸・硝酸の中で一番毒性が一番高いのはアンモニア

シュレさま

うん。
ということでアンモニア。まずアンモニアは水中の濃度によってお魚への影響がかわってくるんだ。

Azumacchi

アンモニアは濃度によって魚や水草への影響が違う。

シュレさま

そうなんだ。教えてよ
まず、水1ℓに対して0㎎の場合。いわゆるアンモニアが全く発生してない状態だね。これはもちろん理想的な状態で、お魚などの水中生物は元気に健康的にすごしているよ。

Azumacchi

シュレさま

ふむふむ。
次は水1ℓに対して0.25㎎の場合ね、これくらいの状態があまり長時間続くとよくないね。もちろん緊急自体ってわけではないけどね。この状況が続くと水中生物の種類によってはだんだんと弱ってアンモニア中毒になっていくんだ。

Azumacchi

シュレさま

ふむふむ。
次は水1ℓに対して1.5㎎を超えてきた場合ね。この状況はかなり危機的な状況だよ。多くの水中生物は長時間生存することは不可能だね。

Azumacchi

シュレさま

ふむふむ。
次は水1ℓに対して5.0㎎を超えてきた場合ね、これは完全に致命的な状況だね。多くの水中生物が極めて短時間で死んじゃう・・・。

Azumacchi

シュレさま

なるほどね。
水中のアンモニア濃度についての目安はこんな感じだね。

Azumacchi

1リットルあたりの
アンモニア量
危険度や水中生物の症状
0㎎ 理想的な水質環境。
お魚などの水中生物も元気に健康的に暮らしています。
0.25㎎〜 今すぐどうしなければという状況ではないが、水中生物にとってあまり長時間は好ましくない。
1.5㎎〜 多くの水中生物にとって長時間の生存は難しい。アンモニア中毒になるリスクが高い。
5.0㎎〜 危機的な状況。多くの水中生物が短時間で死ぬ可能性大。

シュレさま

いちいちまとめてくれてありがとう・・・。
いや、いいよ。ここで1つ注意点があるんだよ。水槽たちあげたばかりのころは、アンモニアが0だからって油断できない時があるんだよね。

Azumacchi

シュレさま

そうなの?
うん。単純にバクテリアが定着してなくてフンやエサの残りが分解されてないだけっていうね。

Azumacchi

シュレさま

ああ、なるほど。
分かったみたいだね。

Azumacchi

水槽をたちあげて間もなくはアンモニアが水中に0でも安心できない場合がある。

シュレさま

ところでさ、アンモニア中毒って何?
アンモニア中毒ってのはpHが7以上になるとおこるんだけど、お魚をはじめとした水中生物があえいだり、エラが変色してきたり、水面近くでぷら〜んとなる症状のことなんだ。

Azumacchi

シュレさま

で、その状態が続くとお魚さんたちは死んじゃうの?
多くのお魚さんたちはそうなってしまうね。もしくはすごく弱ってしまう。

Azumacchi

アンモニア中毒の症状としてはエラの変色・あえぎ・水面付近でのぶら下がり症状など。

シュレさま

じゃぁさ、アンモニアが増えた場合の対策ったるの?
まず、アンモニアがある程度でてしまった時はアクアリウムだと水換えが一番早いのは間違いがないよ。ただあまりに頻繁に水換えというのもおすすめできないんだよ。

Azumacchi

シュレさま

なんで?
アクアリウムで頻繁に水換えをやると海水の場合だと塩代なんかの費用がかかるし、手間もかかる。それ以上にバクテリアの定着が遅れちゃうんだ。

Azumacchi

水換えを多頻度で行うとバクテリアの定着が遅れるだけでなく、特に海水の場合だと費用がかかる。

シュレさま

じゃー他の対策はないの?
あるというか、やっぱり濾過器を含めてバクテリアの定着を促進することだね。つまりアクアリウムの水槽内環境を見直すってこと。

Azumacchi

シュレさま

例えば?
まずはバクテリア定着のために表面積の多い住処となるような物を増やすとか、水中内の酸素量、溶存酸素っていうんだけどね、これを増やすためにエアレーションを変えてみるとかね。

Azumacchi

シュレさま

なるほどね。
それでもアンモニアが頻繁に数字があがるようだと、濾過器が水量に本当に足りているか?とか濾過器や濾過機能自体の見直しも効果的だね。

Azumacchi

アンモニア対策には、水換え・バクテリアの定着環境の見直し・濾過器の見直しなどがある。

シュレさま

そうなんだ。ところでさ、さっきからアンモニアの数字っていうけど、どうやって測るの?
アンモニアの濃度については試験紙とか試薬ではかるんだよ。

Azumacchi

シュレさま

そんなのがあるんだね。
あるよ。測り方も簡単だし、毎日こまめにチェックしてあげてほしいな。

Azumacchi

シュレさま

分かったよ。
バクテリアの住処については表面積が多いものが言ったけど、こういうものが良いよね。

Azumacchi

シュレさま

アンモニアって試験紙とかで測る以外に方法ないの?
測るというか水中にアンモニアが多くなってくると白く濁ったり、臭いがきつくなってくるよ。

Azumacchi

アンモニアが増えると水の白濁やアンモニア臭がきつくなる。

シュレさま

なるほど。
ただ、そこまでくると、致命的だよ。

Azumacchi

シュレさま

アンモニアについてはこんなところ?
だね。次回は亜硝酸について。あと亜硝酸・硝酸と終わったら、一連の硝化プロセスについて少し詳しくやるよ。

Azumacchi

シュレさま

わかったよ。
じゃーおつかれさま。

Azumacchi

アクアリウムにおけるアンモニアのまとめ

さて今回はアクアリウムにおいてのアンモニアの危険度についてAzumacchiに教えてもらいました。アンモニア、本当危ないですよね。ちなみに会話中にでてきたアンモニア中毒って水中生物だけの話ではなく、人間なんかの動物にもでる症状ですよ。次回は亜硝酸についての記事を予定しています。ありがとうございました!

では最後にアンモニアについてまとめておきますね。

アンモニアの発生原因について

アンモニアは魚などの水中生物のフンや食べ残したエサ、または水中生物自体の代謝によってエラなどから排出される。

アンモニアの測り方について

アンモニアの測り方としては試験薬や試薬で測るのが一般的。試験薬や試薬は測り方も簡単で手間もかからないので、アクアリウムをやるならできるかぎり毎日のチェックなどこまめに測ってあげる。

アンモニア中毒の症状について

アンモニア中毒の症状としてはエラの変色やあえいでいるような行動、また水表・水面近くでぷら〜んとぶら下がるなどの症状や行動がみられる。

アンモニアが増えてきた場合の対策について

ある一定数値以上にアンモニアが増えてきた場合は水換えが一番早い。ただしアンモニアがたまりづらい環境を作ることが最優先。そのためには濾過器や濾過機能の見直しおよびバクテリア定着のための工夫が大事。
簡単解説濾材の選び方|アクアリウムを始めるための初心者マニュアルvol.005 簡単解説濾材の選び方|アクアリウム初心者マニュアルvol.005 簡単解説濾過器の選び方!|アクアリウムを始めるための初心者マニュアルvol.002 簡単解説濾過器の選び方!|アクアリウム初心者マニュアルvol.002