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「カーリース」と「残価設定ローン」の違いをご存知ですか!?

「カーリース」と「残価設定ローン」の違いをご存知ですか!?

自動車の購入を検討したとき、最近良く聞くのがカーリース残価設定ローンといった、代金の支払い方法です。どちらも分割払いなのは分かるのですが、ではカーリースと残価設定ローンの違いは?普通のローンとどう違うの?と疑問に感じること、ないでしょうか。ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズはカーリースと残価設定ローンの違いについてです。

カーリースとは!?

カーリースというのは、リース会社が所有している車両を、月々の料金を支払って利用するシステムです。レンタカーとは違うの?と思われるかもしれませんが、使用する上では自分の車のように扱えます。

車検証上では、所有者がリース会社、使用者が契約者となっています。カーリース最大の特徴は、車検や整備の費用月額料金に含まれている点にあります。つまり、大きな出費が必要なく、毎月一定額を安定して支払えるということです。

大抵のカーリースでは、定期点検も費用に含まれていますから、車の故障や不調の心配も無い点も嬉しいですね。ただし、リース車両で事故を起こすと、修理費用や全損の場合は解約料や違約金が必要となる場合もあります。事前に追加の保証プランが無いかなどよく確認しましょう。

残価設定ローンとは!?

残価設定ローンというのは、その名の通りローンなので、車を購入した代金を分割で支払っていきます。では、通常のローンとどのように違うのかというと、残価設定といって、決まった年数後に車を売却することを前提に、車両金額を値引きしてあるんです。

たとえば300万円の車に、5年後残価150万円を設定してあると、ローンで支払うのは残りの150万円というわけです。残価設定ローンでは、決まった年数後に予定通り車を手放すか、残価を支払ってそのまま乗るかを選ぶことができます。数年ごとに新しい車に乗りたいという方にはピッタリですね。

残価設定ローンもカーリースと同様、所有権はローン会社にあります。残価設定の年数が経過したあと、買取を選んではじめて自分に所有権が移ります。ただし、残価設定ローンはカーリースと違って車検や整備は自分で行わなければなりません。

残価設定ローンの残価は、経過年数後の車の状態が良いことが前提です。事故で破損があったり、走行距離が超過していると差額を支払う必要が出てきますし、全損事故を起こすと残価の全額を支払わなければなりません。残価の差額をさらに次の残価設定ローンで支払うということを繰り返した結果、支払額が膨れ上がってしまうということもおきているんだとか。

カーリースと残価設定ローンの違いまとめ

  • カーリースは月々の支払額に車検や整備費用も含まれている
  • 残価設定ローンは決まった年数後に車を手放す前提で価格が抑えられている
  • どちらも月々払いだが、月額が高くなるのはカーリース
  • 残価設定ローンは手放す時の車の状態が悪ければ差額を支払う必要がある

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