さすがにこの寒い季節に厳しいアウトドアですが、アウトドアと言えば湖のほとりでキャンプとバーベキュー!ところで湖みたいなものに沼ってありますよね?湖と沼の違いってご存知ですか?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズは沼と湖の違いについてです。
沼とは!?
なんか山や森の中にあって水が汚くてキミ悪いのが沼だって思ってませんか!?「沼=水が汚い」というのは思い込みなんです。最近スキーリゾートで有名になってきているニセコにある鏡沼なんかは水もすごい透き通っていてキレイです。
さて、では沼と言えば何?という話ですが沼と湖にはある程度基準があります。沼とは深さが5メートル以内のもののことを呼びます。また沼はセキショウモやササバモなどの沈水植物が生えていて人工的に作られたものでないという条件があります。国土交通省のwebサイトでも「沼(ぬま)は、湖より浅く、深いところにも植物が生えているもの」となっています。
湖とは!?
次は湖についてですが、湖は深さが5〜10メートル以上のものを呼びます。また湖も沼と同じく人工に作られてたものでないことが条件です。ですのでダムという人工建造物が元でできた湖はダム湖と呼びますよね。他には沼が沈水植物が生えていることであったのに対して、湖の場合、岸に植物は生えていても深いところに植物が生えていないものとなっています。実際国土交通省のwebbサイトにも「湖は、深く、岸には植物が生えていますが、中央の深いところには植物がないもの」と掲載されています。
沼と湖の違いまとめ
- 沼の深さは5メートル以内、湖の深さは5メートル以上
- 沼には沈水植物が生えているが、湖にはない
- 沼も湖も人工的に作られたものではない
池とは!?
沼や湖とよく似たものに池というのがありますね。ここで少し池についても。池はそもそも沼や湖と違い人工的に作られたものです。また深さも5メートル未満くらいのもののことを呼びます。国土交通省のwebサイトでも「池は、地面にできたくぼみに水のたまったところ。ふつう、湖沼(こしょう)より小さいもの」ということになっています。