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「VR」と「AR」の違いをご存知ですか!?

「VR」と「AR」の違いをご存知ですか!?

2010年代から現在にかけて、ゲームや映像の分野で急速に発達したのがVRです。専用のVRゴーグルが各社から発売されていて、店頭で見かけたり試された方も多いのではないでしょうか?一方、よく似た言葉であるARというものもあります。VRとAR、どちらも映像やゲームで使われている技術ですが、どのように違うのか具体的にご存知ですか?というこで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズはVRとARの違いについてです。

VRとは!?

VRというのはVirtual reality(バーチャル・リアリティ)の略です。日本語に訳すと仮想現実となります。CGなどで人工的に作られた仮想空間を現実のように感じることができるシステムのことです。

2020年現在ではVRというのは=VRゴーグルを使用するものというイメージが強いですよね。でも本当は、ゴーグルを使う事がVRという訳ではなく、今の技術力でより没入感のある仮想空間を演出するためにはゴーグルが最適ということなんです。

これまでのテレビ画面に写す映像とちがって、VRゴーグルでは360度のパノラマで仮想空間を映し出します。右を向けば仮想空間でも右側の風景が、左を向けば左の風景がというように、自由度が高いことが特徴です。プレイステーションなどのゲーム機やパソコンに接続する本格的なVRゴーグルから、スマートフォンをセットして利用する手軽なVRゴーグルまで、様々な商品が販売されています。

ARとは!?

一方のARAugmented Reality(オーグメンテッド・リアリティ)の略で、日本語に訳すと拡張現実という意味になります。VRが人工的な仮想空間への没入を目指しているのに対し、ARは現実空間をコンピューターの力で拡張することを指します。

たとえば数年前から流行しているポケモンGOというゲームでは、スマートフォンの画面越しに、まるで現実にポケモンが現れたような表現をしますが、あれがまさにAR、つまり拡張現実ですね。

VRがゲームなどエンターテイメントに特化しているのに対し、ARでは、運転中に視界上にナビ情報を映し出すであるとか、カメラで写した対象の詳細情報を画面上に重ねるといった実用的な機能が多いようです。

また専用のゴーグルで視界を閉ざして、仮想空間に入り込むVRに対し、ARは基本的に現実空間に対して視覚情報を重ね合わせることから、視界的にはオープンな技術です。

VRとARの違いまとめ

  • VRは仮想現実という意味で、仮想空間への没入を目指す
  • ARは拡張現実という意味で、現実空間に様々な情報を重ねて表示する

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