なんだかお得そうな気がしてついつい行ってしまうバイキングやビュッフェ。高級ホテルのバイキングやビュッフェはなんだかすごく憧れますね。ところでビュッフェとバイキングの違いってご存知ですか?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズはビュッフェとバイキングの違いについてです。
ビュッフェとは!?
ビュッフェはある定額での料理食べ放題形式のことです。ビュッフェにはスタンディング・ビュッフェとシッティング・ビュッフェがあり、スタンディング・はいわゆる立食のこと、シッティング・ビュッフェは料理をとって着席して食事する形式のことです。日本でビュッフェというとシッティング・ビュッフェが多いのではないでしょうか?
さてビュッフェの起源はスモーガスボードだと言われています。スモーガスボードといえばデンマークなどの北欧で古くからある食べ放題形式のことで日本語にするとパンとバターの食卓という意味だそうです。スモーガスボードはその意味のとおりパンの上にハム・イクラ・ピクルスなどの50種類の具材から好きなものを選んで載せて食べる形式で、一度にたくさんのせるのではなく、何度も足を運ぶ方がマナーが良いとされているそうです。
バイキングとは!?
バイキングもビュッフェも基本的には料理食べ放題形式という同じものです。では何が違うのかというと先ほども少し書きましたが、ビュッフェは世界で通じる表現ですが、バイキングは和製英語で日本でしか通じません。
バイキングの起源は1958年に帝国ホテルでオープンされた「インペリアル バイキング」です。バイキングもスモーガスボードをヒントに帝国ホテルの支配人であった犬丸徹三氏が考え出したものと言われています。バイキングというネーミングはなんと社内公募で決まったそうです。
ビュッフェとバイキングの違いまとめ
- ビュッフェもバイキングも料理食べ放題形式の同じもの
- ビュッフェもバイキングも起源は北欧のスモーガスボード
- バイキングは和製英語で日本でしか通じない
- フランス語のビュッフェは世界共通の表現