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「大トロ」と「中トロ」の違いをご存知ですか!?

「大トロ」と「中トロ」の違いをご存知ですか!?

お寿司といえばまぐろ!というくらい人気の寿司ネタでもマグロですが、マグロには赤身だけではなくトロと言われる部分があります。このトロは中トロと大トロと大別されますが、どちらも脂がのっていて本当においしいですよね。ところで、みなさん、中トロと大トロの違いってご存知ですか!?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズは中トロと大トロの違いについてです。

中トロとは!?

まず、マグロは92%の赤身と8%のトロと言われる部分に分けられます。その8%のトロの約80%が中トロといわれる部分です。
そしてマグロは頭から尾にかけてかみ・なか・しもと分けられます。背中側は背かみ・背なか・背しも、腹側は腹かみ・腹なか・腹しもとよばれます。

中トロは背ビレを上にした場合に真ん中から少し下あたりの軽く白みがかった赤い部分のことを言います。具体的には背かみから背しもにかけた部分と腹なかから腹しもにかけたあたりになります。どちらかというと頭よりは尾ヒレに近いところですね。

中トロは大トロほどではないですが、市場の取引ではkgあたり数千円を超える高級食材です。

大トロとは!?

大トロは8%しかとれないマグロのトロの中でもさらにその20%ほどの部分になります。これでいかに希少かがわかりますね。

大トロはマグロを背ビレを上にした場合に中トロをすぎてお腹の方にむかっていくと中トロよりさらに白い部分がでてきますが、この部分が大トロで、よく腹かみから腹なかあたりで多くとれると言われています。

しかし大トロは今でこそ重宝されていますが、江戸時代は保存上の問題もあり捨てられていました。「猫またぎ」といって猫でも食べない部分って扱いだったようです。今にすれば本当にもったいない話ですよね・・・。現在では市場でkg1万円は超える超高級食材ですのにね。

中トロと大トロのの違いまとめ

  • 大トロと中トロではとれる場所が違う
  • 大トロはマグロ全体の1.6%、中トロは6.4%しかとれない
  • 大トロと中トロでは脂の量が違う
  • 大トロと中トロでは価格が違う

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