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「江戸前寿司」と「関西寿司」の違いをご存知ですか!?

「江戸前寿司」と「関西寿司」の違いをご存知ですか!?

日本人のソウルフードであるお寿司。日本だけではなく、世界でもその人気はすごいですよね。お寿司はもともと高級品というイメージがありましたが、最近では100円寿司の登場により本当に身近なものになりました。

さてそんなお寿司ですが、江戸前寿司という言葉を聞いたことありませんか?江戸前寿司というからには東京の寿司のこと!っていうだけではありません。ということでということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズは江戸前寿司と関西寿司の違いについてです。

江戸前寿司とは!?

江戸前寿司と関西寿司とではネタの加工方法とシャリに違いがあります。江戸前寿司のネタは保存ができるように塩じめ酢じめ、火をとおすために煮たりします。あと有名なのはヅケですよね。つまり江戸前寿司のネタの多くは加工されているのです。

次はシャリについて。
江戸前寿司は関西寿司に比べて握るシャリの量が少ないのが特徴です。シャリに関してはもう一つあります。江戸前寿司のシャリは味の強いネタに合わせて淡白になっています。淡白というか味付けがうすめになっています。

さて最後に江戸前寿司について紹介します。
江戸前寿司はその名の通り江戸時代に江戸の前の海、現在の東京湾でとれた魚介を中心としたお寿司です。江戸前寿司といえば、マグロ、コハダなんかがネタとしては有名ですよね。江戸前寿司はもともと鮮度より加工や調理に手間をかけて作られていました。

関西寿司とは!?

関西寿司とは主に関西地方で食べられているお寿司のことです。関西寿司は江戸前寿司より起源は古く平安時代あたりから食されていたそうです。さてそんな関西寿司ですが、江戸前寿司に比べてシャリの量が多く味つけが濃いのが特徴です。また鮮度のよいお魚が入手しやすかった関西では、ネタにあまり加工をいれずに素のまま味を楽しむという特徴もあります。

また関西寿司の特徴としては発酵寿司などがあげられます。バッテラなんかはその代表格ともいえますが、アジやサンマやサバといったお魚をより美味しく食べるため、保存がきくようにするために考えられたそうです。

江戸前寿司と関西寿司の違いまとめ

  • 江戸前寿司はシャリの量が少なく、関西寿司はシャリの量が多い
  • 江戸前寿司はシャリの味付けが淡白だが、関西寿司は比較的砂糖を多く使いシャリの味が強い
  • 江戸前寿司は加工されたネタが多いが、関西寿司は鮮度を活かしてあまり加工しない

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