サバンナを颯爽と駆け抜けているイメージのあるヒョウやチーター。ですが、本当にサバンナなのでしょうか?ヒョウやチーターってすごく似ている記憶がありますが、本当のところは?みなさんヒョウとチーターの違いってご存知ですか?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズはヒョウとチーターの違いについてです。
ヒョウとは!?
ヒョウは哺乳綱食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類です。
ヒョウとチーターの違いでまずあげられるのが、生息地域です。ヒョウはアフリカ大陸やサバンナ、半砂漠、熱帯雨林に生息しています。ジャワ島のジャワヒョウなどヒョウが東南アジアに生息しているイメージがない人も多いかもしれませんね。
次は見た目、つまり模様が違います。ヒョウの模様は花模様のような斑点で服などのヒョウ柄そのままです。またヒョウにはまれにクロヒョウといって突然変異した真っ黒の個体がいます。
最後にあげられる違いは体格です。ヒョウはチーターに比べると少し大きめでオスなら150cmをこえてきます。この体格で木のぼり名人なのですから、すごいですね。
チーターとは!?
チーターは哺乳綱食肉目ネコ科チーター属に分類される食肉類です。みなさんもご存知、世界で一番速い動物と言われているチーターです。
ヒョウと違いチーターは熱帯雨林には生息しておらず、アフリカ大陸やサバンナ、半砂漠に生息しています。
チーターの模様は真っ黒の点(大きいゴマみたい)が特徴的で、ヒョウとは全く違います。体格もヒョウより少し小型で、実はきちんとみるとあまり似てないのです。ちなみにチーターはアフリカチーターとアジアチーターの2種と突然変異のキングチーターという種もいると言われています。
ヒョウとチーターの違いまとめ
- ヒョウの体の模様は花模様のような斑点
- チーターの体の模様は真っ黒の点(大きいゴマみたい)が特徴的
- チーターよりヒョウの方が少し体格が大きい
- チーターは熱帯雨林には生息していない