アクアリウムハジメマシタ!!

「ローストビーフ」と「牛のたたき」の違いをご存知ですか!?

ローストビーフと牛たたきの違い

近年、人気のローストビーフ。家庭で作るにはハードルの高いごちそうですが、メディアなどで、スライスされたローストビーフをこれでもか!というくらいに盛ったローストビーフ丼が頻繁に紹介されたりして、身近なところで食べられるようになりました。そして、和食やお寿司などで食される牛のたたきですが、ローストビーフと同じように外側に焼き目がついて、内側が赤身がかった刺身のように食べる物です。みなさんこの牛のたたきローストビーフの違いってご存知ですか!?といことで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズはローストビーフと牛のたたきの違いについてです。

ローストビーフとは!?

ローストビーフは、牛の塊肉をオーブンなどで蒸し焼きにしたもので、薄くスライスしてグレイビーソースなどをかけて食べる伝統的なイギリス料理のひとつと言われています。オーブンで時間をかけて、中までゆっくりとローストする事により、旨みと肉汁を中に閉じ込め、ジューシーに仕上がるとのことです。
牛肉の部位は脂身の少ないもも肉やランプ肉が使われる事が多く、オーブンで焼く時に油もほとんど使わないため結構ヘルシーな料理とも言われているそうです。

イギリスでは、伝統的に日曜日の午後に食べる昼食として出され、残った冷たいローストビーフは翌日の晩ご飯にしていた習慣があったようです。

牛のたたきとは!?

牛のたたきは、日本の調理法の一つの「たたき」を牛肉で行った物で、たたきで代表的な物は「カツオのたたき」が有名です。

「たたき」は表面に焼き色をつけるといった調理法で、サク状にした魚やブロック状の肉の塊に串を打ち、炭火などで炙ったり、または鉄板などで焼き目をつけます。外側を軽く焼く程度にして、中の芯までは火を通さず、これを素早く冷した後に切り分け、薬味や調味料をつけて食べるのが一般的な作り方とされています。

牛肉は生食が可能と言われております。牛肉は豚肉と違い、内部には菌はいないとされており表面の菌をしっかり焼いたり、削除して、早めに食べれば問題ないとされています。

ローストビーフと牛のたたきの違いまとめ

  • ローストビーフは、牛の塊肉をオーブンなどで、じっくり低温で中まで蒸し焼きにしたもの
  • 牛のたたきは、表面だけに焼き目をつけ、中まで火は通っていない生肉で刺身のようなもの
  • ローストビーフはグレイビーソースで、牛たたきは和食として刺身のように醤油などで食べる事が多いようです。