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「酒」と「料理酒」の違いをご存知ですか!?

酒と料理酒の違い

和食料理を作るときに日本酒を使用することがあります。和食のレシピにも調味料の中にお酒を使うように書かれていますが、この時に使う「酒」はどんなお酒でしょうか?スーパーなどの調味料のコーナーに「料理酒」というものもあり、お酒売り場にはさまざまな「酒」があります。この酒と料理酒って何が違うかご存知ですか!?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズは酒と料理酒の違いについてです。

酒とは!?

は、エタノール(アルコールの一種)が含まれた飲料の総称とされており、原料をアルコール発酵させて得る醸造酒、それから造られる蒸留酒などに大別され、原料や酵母、製法などの違いによる多種多様な酒が世界各地で作られています。

今回は料理に使うための「酒」のことですが、イタリアン、フランス料理、スペインなど大きく分けて洋食には主にワインでしょうか。中華料理ですと紹興酒などが代表的かと思います。そして和食の場合は日本酒になるでしょう。

日本酒の味わいであるコクにより、料理のうま味がアップします。日本酒は、料理酒と同量で料理に使うことが可能です。
和食に使われる昆布や鰹の出汁などは「うま味」の成分があり、料理の美味しさを引き立てますが、米と麹を発酵させ造り上げられる日本酒もまた多くのうま味を持つアミノ酸と呼ばれる成分を含んでいるとされていて、飲むための日本酒でも料理に使うのにとても適していると言えるようです。

日本酒には大きく2つの種類があります。醸造酒純米酒で、料理に日本酒を使うのなら「純米酒」がおすすめと言われているようです。

料理酒とは!?

料理酒とは米、米こうじ、食塩などを原料とした、料理に特化した醸造調味料となるそうです。

原料の米由来の有機酸やアミノ酸などは料理にうまみ・コクを付ける効果があります。「料理酒」は製造段階で「食塩」を加えて酒税対象外(=食品扱い)になるようにされており、そのため、少量のアルコール分を含みますが、酒税がかからないために「日本酒」に比べて安価に購入することができます。

「食塩」が入っていることで、調理の下準備に使用する際は料理酒1本で下味付けや臭み消しができて便利な面もあります。そして安価に購入することで家計にも優しいと言えるかと思います。

酒と料理酒の違いまとめ

  • 日本酒は、「米」と「米麹」からできている
  • 料理酒の原料は「米」「米麹」「塩」で、塩が含まれているものが多い
  • 料理酒は「不可飲処理」がされた醸造調味料

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