洗髪にはかかせないシャンプーとリンス、そういえばトリートメントやコンディショナーってなんでしょう?ヘアケアのためにはかかせないリンスやトリートメント、コンディショナーですがその違いをご存知ですか?今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズはリンスとトリートメントの違いさらにはコンディショナーとの違いについてです。
リンスとは!?
リンスは石鹼のアルカリ分を中和して作られる薬剤で、髪の毛の表面に皮膜をはって髪の毛がガシガシしないようにするためのものです。
表面をコーティングすることで指通りの良いサラサラな髪の毛になりますが、リンスのサラサラ効果はあくまで一時的なものです。
リンスはそもそも「すすぐ」という意味の和製英語で英語のコンディショナーと同じことを意味するとも言われています。
トリートメントとは!?
トリートメントはリンスとは違い髪の毛表面の隙間から入り込んだ液剤によって髪の毛の内部から補修・修繕してくれます。髪の毛は紫外線やその他の空気中の物質などから意外とダメージを受けています。そういったダメージにより痛んだ髪の毛を補修し、さらには保護し健康的な髪の毛を作ってくれるのがトリートメントです。
トリートメントはすぐに洗い流すと効果が出ないケースがあります。というのも、内部へ液剤がはいりこむ時間がかかるため、つけおきしておいた方が効果がでやすいのです。具体的には髪の毛にトリートメントをつけてから数分おいてしっかり内部へ浸透させてから洗い直すのがベターです。つけおきする際に蒸しタオルなどを巻くとさらに効果的です。
コンディショナーとは!?
さきほどのリンスの説明でもでてきましたが、コンディショナーは基本的にはリンスと同じという見方もあります。しかしその一方でコンディショナーはリンスの表面を保護する役割だけでなく髪の毛内部からしなやかさやコシ、ツヤを出す効果があるとも言われています。
リンス・トリートメント・コンディショナーの違い
リンスとトリートメント、コンディショナーの違いを以下にまとめました。
- リンスは表面だけをコーティング
- トリートメントは内部から髪の毛を修繕してくれる
- コンディショナーは表面コーティングだけでなく内部からコシやツヤ、しなやかさを出してくれる
ということになります。
効果的なトリートメントの使い方
シャンプー・リンス・トリートメント・コンディショナーの使う順番です。
以上でリンス・トリートメント・コンディショナーの違いと正しい使い方です。