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「小豆」と「大豆」の違いをご存知ですか!?

「小豆」と「大豆」の違いをご存知ですか!?

小豆といえばお汁こやお団子で使われているあんこにもはいっている食品のことで、大豆は枝豆や納豆の原料みたいなものってイメージがありますよね?
この2つ具体的な違いってみなさんご存知ですか!?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズは「小豆」と「大豆」の違いについてです。

小豆とは!?

小豆とはマメ科ササゲ属アズキ亜属に属する一年草のことで、種子は穀物である豆の一種です。
日本において小豆は古くから存在していて、古くは縄文時代の遺跡からも発掘されていいるだけでなく古事記にも小豆に関する内容が記載されているそうです。

さて小豆はもともとヤブツルアズキという野生種が日本からヒマラヤにかけての照葉樹林帯に多く育っていたそうですが、栽培化に関しては一般的に東アジアだと言われていますが、最近では異論もでてきているそうです。

小豆と大豆の違いについてはまずは種類の違いがあげられます。小豆は30〜60cmくらいに育つマメ科の植物でツル状にはなりません。黄色の花が咲いてから細長いサヤができ、その中に濃い赤色の種子が9〜10個できます。この種子がいわゆる小豆です。

小豆の使い方としてはお赤飯にいれたり、和菓子用のあんにしたりとあります。食用以外では楽器の材料になったり、古くはお手玉の中身のしゃらしゃらの材料に使われたりしていました。

大豆とは!?

大豆はマメ科の一年草の植物で農作物としては日本だけでなく、世界中で栽培されています。
大豆は小豆と同じく縄文時代に存在していたとされていて、古事記にも大豆についての記載が確認されています。
大豆の特徴はなんといっても肉に劣らないほどにタンパク質を含んでいるという点です。これは植物の中では唯一といっても過言ではないそうです。

大豆は東アジアが原産地といわれていて、日本にもツルマメといわれる原種が存在します。栽培化はこのツルマメを栽培し始めたことが始まりと言われています。
もともとは大豆を主要な食物にしていたのは日本をはじめアジア圏が多く世界的に広がったのは18世紀以降といわれています。

大豆は60cmくらいに成長し、茎の先端がツル状になります。白色や紫紅色の花をつけ、サヤには2〜3個の種子ができます。この種子がいわゆる大豆となります。

大豆の使い道としては未熟な若い実は枝豆として利用され、熟した大豆は味噌や醤油、豆腐、油などとして利用されます。また納豆の原料が大豆であることも有名ですね。

「小豆」と「大豆」の違いをご存知ですか!?

  • 小豆はマメ科ササゲ属アズキ亜属に属する植物で、大豆は豆かのの植物
  • 有名な話ではあるが、大豆のタンパク質については肉なみ
  • 小豆はツル状にはならず、大豆は茎の先がツルのようになる
  • 小豆は赤飯やあんこに使われ、大豆は枝豆になったり、味噌などになったり、また食用としてそのまま使われることもある