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「神父」と「牧師」の違いをご存知ですか!?

「神父」と「牧師」の違いをご存知ですか!?

教会といえば牧師さんや神父さんの姿を思い浮かべてしまいます。さてここで質問です。牧師と神父の違いは?実はこの神父さんと牧師さんの違いを知らないと失礼なことになってしまう可能性があります。ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズは神父と牧師の違いについてです。

神父とは!?

神父と牧師の違いはキリスト教の宗派の違いです。修道司祭を神父と呼ぶのは東方教会やカトリックです。キリスト教にはまず東方教会と西方教会という宗派があります。カトリックは東方教会ではなく西方教会の流れを組む宗派の一つです。カトリックは有名なバチカンにあるローマ教皇庁を総本山とします。

神父になるにはまずキリスト教の信徒となりキリストによって定められた神の恩恵を与える儀式を受けると神父と認められます。神父にはまずなんといっても人格と知識、教養が求められます。その理由としては神の代理として信徒の罪を許す権利というか権限が与えられているからです。

まぁ教会で結婚式をあげる方はカトリックかプロテスタントかどちらかくらいは調べといた方が良いですね。

牧師とは!?

牧師はプロテスタントの教職です。プロテスタントはカトリックと同じ西方教会の流れを組みますが、プロテスタントはカトリックに対する宗教改革から派生した宗派です。

牧師の仕事は教区や教会の管理や教徒への信仰の指導や布教を行います。「羊を飼う牧者」とキリストが自分のことを呼んだことがきっかけで牧師という言葉が生まれました。牧師というのはそもそも信徒の代表的な立場であって、神父が結婚などを禁止され生涯を独身で司牧に捧げることを約束するのに対して、牧師は女性牧師がいるだけでなく結婚まで奨励されています。

神父と牧師の違いまとめ

  • 神父はカトリックでの修道司祭のこと
  • 牧師はロテスタントの教職
  • 神父は結婚禁止だが牧師は奨励されている

キリスト教の宗派とは!?

キリスト教はイスラエル民の歴史から生まれましたが、その長い歴史の中でキリスト教の中には多くの宗派が生まれました。大きな流れは東方教会といわれる東地中海沿岸やローマを中心とする正教会、もうひとつは西方教会といわれるカトリックやプロテスタントなどの2つの流れがあります。その他大小2000ともいわれる宗派があるそうです。