アクアリウムハジメマシタ!!

「ヤカン」と「ケトル」の違いをご存知ですか!?

「ヤカン」と「ケトル」の違いをご存知ですか!?

おばあちゃんの家でストーブの上に置いてあるヤカンが懐かしい昨今ですが、その光景、本当に見なくなりましたよね。自宅でも使っているのはケトルが多いですね。ところでみなさんヤカンとケトルの違いってご存知ですか?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズはヤカンとケトルの違いについてです。

ヤカンとは!?

ヤカンはコンロやストーブお湯を沸かすための土瓶形の道具です。もちろん土瓶形じゃないものもあります。ヤカンは漢字で書くと「薬缶・薬罐・薬鑵」と薬という漢字がつきますが、これには訳がありもともとは中国で生薬用の加熱器具として使われていた注ぎ口と取っ手のある道具が発端で、「やかん」という呼び方もかつて日本で使われていた漢方薬を煎じるため「薬鑵(やくくわん)」が変化したものだからだそうです。

日本でヤカンとケトルの違いはというと、まずは先ほどのヤカンはコンロやストーブなどの火や熱で直接あたためるという点ともう一つは底が丸い点があげられます。ただし、英語のケトルからきた日本語のケトルにかぎった話であり、実際そこまで明確に違いを意識する必要はありません。そこが平なヤカンも増えてきてますしね。

ヤカンはお湯を沸かすだけではなく、冬場ストーブの上において加湿器として利用されたりしますね。

ケトルとは!?

日本においてケトルといえばコンセントを差して電気で水を温める道具のことを呼びます。つまりは電気ケトルのことですね。電気ケトルはもともとはヨーロッパで使われていましたが、2010年前くらいからかの有名なティファールが日本での販売を本格化させました。最近ではUSB接続でお湯を沸かせるケトルDC12V(車のシガーライターソケット)でお湯を沸かせるケトルもでています。

ヤカン、ケトル共通の欠点としては保温ができないという点ですね。この「沸かす+保温」の機能両方をもっているのがポットです。特にケトルとポットは間違いやすですね。ポットにもUSBタイプのものDC12V(車のシガーライターソケット)のものも販売されています。保温を希望している場合はポットを選んで購入するようにしましょう。

ケトルはヤカンとは違いケトル自体を火や熱で加熱することがない点と基本的には底が平な点があげられます。

ヤカンとケトルの違いまとめ

  • ヤカンは底が丸いがケトルの底は平
  • ヤカンは火や熱でヤカン自体をあたためてお湯を沸かす
  • ケトルは電気の熱でお湯を沸かす