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「ラジコン」と「ドローン」の違いをご存知ですか!?

「ラジコン」と「ドローン」の違いをご存知ですか!?

車や飛行機などの模型に、モーターやエンジンを積んで本物さながらに操縦できるラジコンは、大人から子供まで楽しめる趣味として一定の地位にあります。一方、空中撮影などで使え、価格も手頃になってすっかりメジャーな存在になったのがドローンです。ラジコンとドローン、どちらもコントローラーで操作しますが、大きな違いはあるのでしょうか?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズはラジコンとドローンの違いについてです。

ラジコンとは!?

ラジコンというと、車や飛行機、はたまた戦車まで、バリエーションが豊かですよね。ラジコンというのはラジオコントロール(Radio control)の略で、無線操縦という意味です。ちなみにラジコンという言葉は商標登録されていて、増田屋コーポレーションという会社が1955年に世界で初めて無線操縦玩具、つまりラジコンを開発しました。ラジコンという呼び方は商標登録されているので他社は使えず、もっぱらRadio controlの略でRCだとかR/Cという風に呼んでいます。

ラジコンがドローンと大きく違う点に、自律性が無いという点が挙げられます。つまり、全てのモーターをコントローラーから完全に操作しないと操縦できないということです。ヘリコプターや飛行機といった空を飛ぶラジコンの操縦はとても難しいと言われていますが、三次元的な動きをすべて手作業でコントロールすることに熟練のテクニックが必要なんですね。

ラジコンやRCというと、大抵が玩具や模型の範疇に含まれますが、一部、田畑への農薬散布ラジコンヘリコプターが利用されています。とはいえ、近年ではより操縦の簡単なドローンへとその役目が切り替わっているようです。

ドローンとは!?

一方のドローンですが、無人航空機(Unmanned aerial vehicle)略してUAVの1種です。無人航空機ということは、ではドローンはラジコンと同じなのかというとそうではなく、無人航空機の中でも自立性を持っているものをドローンと呼びます。

ドローンの自立性というのは、スマートフォンの発展で小型化した傾きを検出するジャイロセンサーや、GPS機能を搭載し、ある程度は自分で浮遊することができるという点を指します。この自立性があるからこそ、ラジコンの航空機のように操縦が難しいこともなく、まるでゲーム機のようなコントローラーでも操縦することが可能なのです。

また、コントローラーからの操縦だけでなく、プログラムされたコースを飛行したり、動いている人間を撮影ターゲットに自動で飛ぶドローンなど、さらに自立性の高い機種も市販されています。ドローンといえば十字状にプロペラがついている機種が多いですが、これはマルチコプターと言われる形状で、4つないし6つのプロペラの回転数を変えるだけで前進後退、上昇降下に対応できることから主流となっています。

ラジコンとドローンの違いまとめ

  • ラジコンはコントローラーから全て操作しないと操縦ができない
  • ドローンは自立性があり、方向などをコントローラーから指示するだけでも飛ばせる

観てもらいたい動画!!