アクアリウムハジメマシタ!!

「アシカ・オットセイ」と「アザラシ」の違いをご存知ですか!?

今更聞けない違いシリーズ

以前の記事でアシカとオットセイの違いを掲載しましたが、今回はアシカ・オットセイとアザラシについてです。これまたよくよく考えると違いがあいまいな方も多いのではないでしょうか?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズはアシカ・オットセイとアザラシの違いについてです。

アシカ・オットセイとは!?

アシカとオットセイは以前の記事でも掲載しましたが鰭脚類(ひれあいもく・ききゃくもく)に属しアシカ科まで同じにする動物です。つまりお仲間であり親戚のようなもんです。

アシカ科であるアシカやオットセイは耳があります。というかアザラシも耳はあるのですが、アシカやオットセイはアザラシと違い耳が外にでています。厳密には耳殻のことですが。また脚にも大きな違いがあり、アシカ科のアシカやオットセイの脚はアザラシに比べて長いという大きいというか、地上で歩くことができる作りには一応なっています。またアザラシと違い足に爪がありません。

アザラシとは!?

アザラシは鰭脚類(ひれあいもく・ききゃくもく)のアザラシ科に属する動物です。アシカ科であるアシカやオットセイとは遠からずといったところですが、分類上は完全に別の動物です。鰭脚類(ひれあいもく・ききゃくもく)の由来は以前の記事でも掲載しましたが、鰭(ヒレ)のような脚をしているからです。

アザラシとアシカ・オットセイのとの大きな違いは2点あり先ほどもでてきた耳と脚です。
アザラシの耳はアシカ・オットセイとは違い耳殻が外にはでていません。というか耳が体内にあるので耳殻そのものがないのです。脚の違いについては、そもそもアザラシの脚は歩くためではなく泳ぐためにあり、後ろ脚については地上では何の役にもたたないそうです。脚というか完全にヒレですよね。たしかにアザラシの歩いている映像を見ると前脚だけでハイハイするように後ろ脚はすりながらはっているという感じがします。

ちなみにアザラシ科には10属19種も存在しその生態もいろいろ多岐におよぶそうです。日本でも有名なゴマフアザラシなんかは流氷期は流氷上で生活というか出産して終わるとバラバラに沿岸で生活するそうです。

アシカ・オットセイとアザラシの違いまとめ

  • アシカやオットセイには耳殻があり耳が外にでている
  • アザラシには耳殻がなく耳が体内にある
  • アシカやオットセイに比べてアザラシの足は短い
  • アザラシの脚は泳ぐときに真価を発揮する

ところでトドとは!?

トドはアシカ科トド属に属する動物です。つまりアシカやオットセイに近いということになります。一番の違いとしてはアシカやオットセイなどの他のアシカ科の動物に比べて大きい、いやむしろ最大級です。雄になるとなんと1000kg、1トンにまでなるらしく雌でも300kgくらいあるそうです。