若いころ海でコンガリ焼いたことをめちゃくちゃ後悔している今日この頃です。なんで後悔してるかって?そりゃそうです、「ほくろ」だか「しみ」だかが大量に・・・。ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズは「ほくろ」と「しみ」の違いについてです。あの黒いかたまりの全貌を紹介します。
「ほくろ」とは!?
「ほくろ」はメラノサイトの集合体です。
メラノサイトとはメラニン色素という皮膚の細胞が紫外線などに反応して黒くなった色素をもつ細胞のことで、このメラノサイトが集まって黒く沈着した部分のことが「ほくろ」です。
「ほくろ」が増える原因は「紫外線」ですので日光が天敵なんてことはよく聞きますが、まさしくその通りで多少のメラニン色素は必要なのですがこれが増えすぎると体内にたくさんのメラニン色素が残留して「ほくろ」になってしまいます。
「ほくろ」は医学的に2つに分けられているのを聞いたことありますか?メラニン色素が皮膚の浅い部分で大量に作られたのが「単純黒子」と呼ばれ、もう一つは「色素性母斑」と呼ばれる機能不全が原因でメラニンを生成する細胞が大量にできたことによる大きな「ほくろ」の2つあります。
「しみ」とは!?
では「しみ」は?というと「しみ」はメラニン色素がバラバラに色素沈着した部分のことです。「ほくろ」は生まれた時からあるものもありますが、「しみ」は基本的に紫外線や加齢、あとは肝機能障害などで後天的にできます。つまり生まれた時は「しみ」はないのです。
「しみ」もやはり紫外線が天敵ですので、不要な日焼けは避けたいところです。若い時にガンガン日焼けしてると後々後悔しますよ!
「ほくろ」と「しみ」の違い!!
「ほくろ」と「しみ」の違いは
- 「ほくろ」は先天的なものと後天的なものがあるが、「しみ」は後天的なものだけ
- 「ほくろ」はメラノサイトの集合体であるが、「しみ」はメラニン色素がばらばらにある薄い状態
ということになります。
「ほくろ」と「しみ」の見分け方
日にあたらないところにできているのは・・・
「ほくろ」です!
のばして形が変わるのは・・・
「しみ」です!
ぽっこり皮膚よりでっぱってるのは・・・
「ほくろ」です!
あくまでおおよそなので、全てが全てこのとおりではないと思います。
以上、今回は「ほくろ」と「しみ」の違いでした。