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「海塩」と「岩塩」の違いをご存知ですか!?

「海塩」と「岩塩」の違いをご存知ですか!?

海で採れる塩が海塩、陸で採れる塩が岩塩。魚にかけるのが海塩、肉にかけるのが岩塩。なんとなくそんなイメージのある海塩と岩塩ですが、みなさん、その違いをご存知ですか!?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズは海塩と岩塩の違いについてです。

海塩とは!?

まずは海塩の作り方から。海塩は海水を天日干しして作る方法と海水を煮詰めて作る方法があります。岩塩との違いはまずこの材料と製造方法です。

次は栄養素について。海塩はミネラルやマグネシウムが豊富に含まれていて、このミネラルやマグネシウムは人間の必須栄養素でもあります。話が少しずれますが、よく家庭で使う食卓塩は製造過程でミネラルをほぼ取り除いてしまうので、あまり含まれていません。食卓塩は味も海塩より塩っからいですよね。

岩塩とは!?

岩塩は海水が地殻変動などにより陸地に取り残されて水が蒸発し、塩分が凝縮されて結晶化したもののことです。いわゆる鉱石に近いものなので製造という概念はありません。

岩塩は海塩と同じく基本的には白もしくは無色ですが、地域によってはピンクやブルー、紫なんかの色をしている場合もあります。これは岩塩となる過程でミネラルや硫黄が混じったり、放射線を長時間浴びることによって色がつくそうです。

岩塩は海塩に比べて味がまろやかで水に溶けにくいという特徴があります。また海塩がミネラル分が豊富なのに対して岩塩はほとんどミネラルが濾過されてしまいナトリウムだけになってしまっています。

岩塩と海塩の違いまとめ

  • 海塩は海水から製造する
  • 岩塩は鉄などの鉱石と同じように採掘する
  • 海塩の方が岩塩よりミネラル分が豊富
  • 岩塩の方が海塩より味がまろやか

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