ウミヒゴイの特徴は!?
姿・形
ウミヒゴイは大型のヒメジの仲間で、最大で50cmほどに成長します。その赤い体色に黄色の帯という派手な体色に大きな鱗、ヒメジの仲間の特徴であるアゴ髭を見ると、なるほどウミヒゴイと名付けたのも納得のインパクトのあるビジュアルですね。
あまり市場に出回るような魚ではありませんが、時折他のヒメジと区別されることなく流通しているようです。
住んでいる場所
水深30~50mほどの海底に生息しています。ヒメジの仲間でありながら岩礁域を好んで生息しており、根魚と混ざって釣れることも多いですね。
好きな食べ物
ウミヒゴイはヒメジと同様にゴカイなどの多毛類やエビ・カニといった甲殻類を好みますが、大型の個体は小魚も捕食します。
旬
春から夏にかけての温かい時期が、活発に餌を捕食していて脂が良く乗っています。
味
ウミヒゴイの身はとても綺麗な、透明感のある白身です。癖がなく旨味を強く感じます。一方、皮にはなんとも言えない独特の、他のどの魚とも似ていない味わいを感じます。好みは分かれるかもしれませんが、皮目を残して炙りにすると香ばしさと旨味が引き出されてなかなか美味しい魚です。
ウミヒゴイの釣り方
あえて狙う魚では無いようで、主に他の釣りの外道として掛かる魚です。
釣れる時期
釣りやすいのは活発に餌を食べる夏~秋の温かい時期です。
エサで釣る方法
地磯からのフカセ釣りの外道として掛かることがあるようです。その他、船からのサビキ釣りでも釣果があります。
ルアーで釣る方法
ウミヒゴイは大型になると比較的魚食性が強いようで、根魚やマダイを狙ったマイクロジギングに掛かることも多いです。かなり引きの強い魚で、味も良いので嬉しい外道ですね。ジグのアクションは基本的にタダ巻きです。
その他、タイラバでも釣れることがあるようですね。
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