ロープや紐の結び方・締め方シリーズ。今回は男結びです。男結びはロープ同士を結ぶ方法ですが、強度が強いので様々な場面で活躍しますよ。
男結びとは!?男結びが活躍する場面
男結びは強度のあるロープ同士の結束方法で、造園の世界でもよく使われます。また男性の着物帯にも使われる結び方で、男結びという呼び名の由来はそこにあると言われています。
- 竹垣や雪囲いの結束
- 男性の帯
といった場面で使うことのできるロープの結び方です。
男結びの結び方
手順1
赤いロープで、先端が上にかぶさるように輪を作ります。
手順2
手順1で出来た輪に、青いロープの先端を通します。
手順3
青いロープの先端を上に引き出します。
手順4
赤いロープと青いロープの先端を、赤いロープが上になるようクロスさせます。
手順5
青いロープの先端を、赤いロープに重ねるように下に向けます。
手順6
赤いロープと青いロープの隙間に、青いロープの先端を通します。
手順7
赤と青のロープの元を、左右に引き絞ります。
手順8
締め込めば男結びの完成です。
こうなったら失敗
男結びは、手順6でロープを通す場所を間違えると、左右に引くだけで簡単にほどけてしまいます。ロープを通す位置をよく確認して結びましょう。