サクラダイの特徴は!?
姿・形
サクラダイは15cmほどの小型の魚です。名前にタイと付きますが、こうみえてもハタに近い仲間でいわゆる「あやかり鯛」と呼ばれる魚です。。サクラダイの名前のとおり赤~ピンクの体色に各ヒレ先端が伸びて熱帯魚のような美しさがあります。
春先の桜が咲くころ産卵を迎えるのマダイのことを「桜鯛」と呼ぶこともありますが、こちらのサクラダイは正真正銘の種類名です。
サクラダイは性転換をする魚です。小型のサクラダイはすべてメスで、群れの中の大きいものがオスに性転換し繁殖行動をします。オスとメスでは外見も違い、メスは背びれに大きな黒斑が、オスは体表に白い斑点が入ります。
住んでいる場所
サクラダイは本州から南の太平洋側、水深20~150mほどの海域の岩礁地帯に生息しています。かつては日本固有種と考えられていましたが、近年韓国や台湾南部でも生息が確認されました。
好きな食べ物
サクラダイは口に入る甲殻類を好み、とくにアミエビなどをよく捕食します。
旬
ちょっとわかりませんでした・・・
味
サクラダイは食用とすることはほとんどなく、他の魚に混じって練り物などに加工されています。とはいえ、その身は白身でまったくクセがなく上品な甘さがあります。
サクラダイはなにせ小さな魚なので、煮付けや塩焼きなど丸ごと利用する料理にしましょう。
サクラダイの釣り方
あえて狙う魚ではなく、ほかの魚をターゲットにした餌釣りに外道として掛かる魚です。
釣れる時期
通年釣れるようですが、あえていうなら暖かい4~11月ごろでしょうか。
餌で釣る方法
船からのアジやカワハギ釣り、コマセマダイ釣りの外道としてよく釣れるようです。
あえて狙うなら岩礁地帯に群れて生活しているので参考にポイントを選んでください。
天秤仕掛けや胴付き仕掛けなどで狙えますね。