「カタナ」と「剣」の違いをご存知ですか！？

今から100年ちょっと前って武士が刀差せなくなるとかで大問題だったんだなぁ、って唐突に思って調べたくなったのが、カタナと剣。そういえば、よく口にしたり聞いたりする名詞ですがその違いをあまり分かってないなぁっと。みなさん、カタナと剣の違いってご存知ですか？ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズはカタナと剣の違いについてです。

カタナとは！？

カタナは漢字で刀と書きます。カタナは実は剣の一種で剣の中でも片方にしか刃のないもののことを呼びます。カタナはまっすぐの直刀と反ったように曲がっているものとがありますが、曲げているのは切れ味をよくするためだそうです。だからといってカタナが切るためだけのものではなく、刺すこともできる武器であることは時代劇などでみなさんご存知だと思います。

カタナの歴史は日本でも紀元前に青銅や鉄製の直刀は作られていたそうですが、カタナと言われてすぐに想像する反り曲がったいわゆる太刀といわれるものは平安時代くらいから作られているそうです。日本刀といえばこの太刀が御先祖さまで、それ以前に作られていた直刀は製造方法含め別のものと言われています。

実はカタナは全体で切るのではなく、先端の30cmくらいまでしか切る能力はないと言われています。それ以降も全くきれない訳ではないですが、あくまで先端の方で突いたり切ったりする武器だということです。

剣とは！？

剣は「ケン」と読むのか「ツルギ」と読むのかはさておき、剣とカタナの一番の違いは諸刃であるか片刃であるかです。剣は諸刃でカタナは片刃です。剣はもともとどちらかという突いたり、もしくは棍棒などと同じ打撃用の武器として考えられていたらしいですよ。とはいえ切るための機能についても考慮はされていたようです。

剣には短剣と長剣があり、短剣といえばダガー・ソードブレイカー・トレンチナイフなんかが有名ですよね。長剣といえば、グラディウス・クレイモア・ショーテルなどが有名です。パズドラのキャラ名でもでてきましたね。

最後に、剣は伝説の武器のような扱いをされているものもあり、エクスカリバーやデュランダルなどは魔法の力を持つとされています。特にアーサー王の伝説にでてくるエクスカリバーなどは本当に有名です。

カタナと剣の違いまとめ