アクアリウムハジメマシタ!!

「竹(タケ)」と「笹(ササ)」の違いをご存知ですか!?

「竹(タケ)」と「笹(ササ)」の違いをご存知ですか!?

可愛いパンダがおいしそうに食べている笹(ササ)。春に楽しみな竹(タケ)の筍、おいしいですよね。ところで竹(タケ)と笹(ササ)の違いってご存知ですか?今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズは竹(タケ)と笹(ササ)の違いについてです。

竹(タケ)とは!?

竹(タケ)と笹(ササ)何が違うのかというと実は明確には言えないところなのです。竹(タケ)も笹(ササ)も同じイネ目イネ科タケ亜科に属する植物です。竹(タケ)と笹(ササ)特徴は稈が地上と地下にあり、地上の稈は木の茎のようにとして木質化しますが木のように2次成長はせず木か草かなんともいえないという点が特徴です。

竹(タケ)と笹(ササ)の違いですが葉鞘といって竹皮と呼ばれているものが最後まであるかどうかです。竹皮は筍の皮をイメージしてください。竹(タケ)はこの葉鞘(竹皮)が成長するにつれてなくなっていきます。なのでメダケ・カンチク・ヤダケなどは〇〇タケとは呼ぶものの、実は笹類ということになります。
葉鞘

葉鞘

竹(タケ)と笹(ササ)では葉の形態も違います。竹(タケ)の葉は格子目状になっています。最後の違いは竹(タケ)は約120年周期で花を咲かせ、花が咲いたら竹(タケ)は枯れると言われています。

笹(ササ)とは!?

竹(タケ)が生長すると葉鞘(竹皮)がなくなるのに対して笹(ササ)はいつまでも残ります。あと竹(タケ)に比べて丈の低いものが多い傾向にあります。
笹(ササ)の葉は格子目のある竹(タケ)とは違い縦に伸びる平行脈です。また笹(ササ)の開花周期は約40〜60年といわれていて、こちらも開花後には枯れてしまいます。

竹(タケ)と笹(ササ)の違いまとめ

  • 竹(タケ)は葉鞘がなくなるが、笹(ササ)は葉鞘が残る
  • 竹(タケ)と笹(ササ)では葉の模様が違う
  • 竹(タケ)と笹(ササ)では開花周期が違う
  • 竹(タケ)に比べて笹(ササ)の方が丈の低いことが多い
  • 〇〇チクという名前だからといって竹(タケ)だとは限らない/li>