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「降水量」と「降雨量」の違いをご存知ですか!?

「降水量」と「降雨量」の違いをご存知ですか!?

最近ではゲリラ豪雨など局地的な雨が問題になっていますね。あまりに短期的に集中的に振るので避難も難しいそうです。二次災害としての土砂崩れなんかも恐いですよね。さてそんな雨に関するニュースで降水量とか降雨量って言葉聞いたことありませんか?この降水量と降雨量の違いご存知ですか?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズは降水量と降雨量の違いについてです。

降水量とは!?

降水量とはある時間内にどれくらいの量の雨などの降水があったかを表す指標です。雨などというだけに、雪やヒョウやアラレ、モヤ、霧なども降水には含まれます。テレビの天気予報や新聞の天気予報ででてくる降水量はアメダス(地域気象観測)のデータをmm単位で伝えてくれています。

ちなみに降水量と降水確率は別の話です。降水確率とはある場所に1時間に1mm以上の雨や雪が降る確率のことなので、量とは無関係なのです。

降雨量とは!?

降雨量とは降水量とは違い雨だけがどれだけ降ったか?という数字になります。台風クラスの降雨量はだいたい1時間に50mm以上の降雨量になり、外出する際に傘が必要な降雨量といえばだいたい1時間あたり4mmになります。ちなみにこの1時間あたりに○○mmというのは1時間あたりに1平方メートルに降った雨の量ということです。

降雨量とは雨量と呼ばれることもありますが、前提として土にしみこんだり、他に流れずにアクリルの水槽のようなところにたまった雨の量を指します。降雨量が多いと土砂崩れなどの心配がでてきます。

降水量と降雨量の違いまとめ

  • 降水量とは雨だけではなく雪やヒョウ、アラレ、霧、モヤなどの全ての降水の量のこと
  • 降雨量は雨だけがどれだけ降ったか、降るかという量
  • 降水確率は1時間に1mm以上降る確率