夏野菜の代表格とも言えるピーマン。少し苦味があったりと子供の頃はあまり好きじゃなかったという方も、、、。ピーマンは実はナス科の一種でトウガラシと同じ種類の野菜になります。現在日本のスーパーや八百屋さんで流通しているものは明治時代にアメリカから入ってきた品種が改良されたものらしいです。
今回はそんなピーマンが危険な状態だったり古くなっている状態や上手な保存方法を紹介します。
ちなみにピーマンが熟すと黄色や赤色、オレンジ色に皮の色が変化します。
食べたら危険なピーマンの特徴5選とは!?
まずはが傷んでいる場合の特徴を5つ紹介します。
緑色が茶色がかっている
ピーマンは買ってからしばらく冷蔵庫に入れておくと赤色や茶色に変色してしまうことがあります。同じ変色でも赤色と茶色では全く状態が異なりますので、使う時には注意が必要です。
まず赤色のピーマンですが、これはピーマンが熟している状態です。というのも緑色のピーマンは色がきれいで新鮮そうに感じますが、本当は実としては成長中なのです。赤く熟したピーマンが成長しきった姿でビタミンCなんかの栄養素は緑色の時と比べて2倍以上とも言われています。
では茶色ピーマンは?というと、こちらは完熟を過ぎてしまって古くなり痛みつつある状態ですので、料理などに使う時は注意が必要です。
タネが黒くなっている
ピーマンのタネは本来きれいな白色をしていますが、古くなってくるとだんだんと茶色に、そして黒にと変化していきます。
買ってからすぐに使ったことしかない方には覚えがないかもしれませんが、使うつもりでなかなか使えてなかったりすると、切った時に茶色や黒色のタネと出会ったりします。
ピーマンはタネから古くなったサインが出ると言われているので、タネが変色している場合は注意しましょう。
ハリがなく柔らかい
本来ピーマンの表面はパリっとハリがありますが、古くなってきたピーマンは皮から水分が減ってしまいだんだんとハリがなくシワシワになっていきます。
ハリがなくなっているくらいだとまだ腐っているという状態ではありませんが、古くなってきていることには間違いがないので、早めに食べてしまう方が無難です。
酸っぱいような匂いがする
食べ物が古くなって痛んできている時にでるサインとして、この酸っぱいような臭いは共通かもしれません。ピーマンも例に漏れず古くなってくるとこの嫌な臭いがし始めます。この臭いが出てきているピーマンは残念ですが使わずに諦めてください。
他にも生ゴミっぽい臭いがしたりする時もあるので、臭いに違和感を感じたら危険な状態であることのサインだと思いましょう。
白や黒のカビのようなものがある
まずピーマンのヘタの部分に白いカビのようなものがある時は注意が必要です。また皮に黒い斑点があったり、する場合もカビや病気の可能性が高いので注意しましょう。皮だけではなく、種についても注意が必要で、先程も説明しましたが、種が黒くなっている場合もカビの可能性があるので気をつけてください。
ピーマンって冷蔵庫で3週間も持つって本当!?
買ってきたピーマンをそのまま冷蔵庫に入れると、早いものだと1週間くらいも経てば表面のハリがなくなりシワっぽくなってきます。
ですが、保存の仕方によって保存期間に大きな差が出ます。そんな長持ちする方法をご紹介します。
保存方法(冷蔵)
保存期間は約2週間~3週間が目安です。
1個ずつ個包装にして包むことでピーマン同士で傷みが移りにくくなります。
保存方法(冷凍庫)
次はピーマンのおすすめの冷凍保存の方法を2つご紹介します。ちょっとめんどうですが、美味しく保存するためには大事なところです。
保存期間は約1ヶ月ほどになります。
カットせずに冷凍する場合
カットしてから冷凍する場合
保存用の袋か容器にいれるときには、できるだけピーマンが重ならないように平らに入れると保存状態が良く保つことができるそうです。
ラップで1回に使う量ごとに包んでおくと調理の際にさらに便利です。
観てもらいたい動画!!