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食べたら危険な魚の切り身の特徴5選!!

食べると危険な魚の切り身5選

休日に数日分の買い置きをしている場合など、保存が効かない系のメニューは少なくなりがちになりませんか。でもたまには冷凍物ではない魚料理も食べたいですよね。

生の切り身を買ってどのくらい保存できるものかご存知ですか?買ったその日に食べるのが一番とは思いますが、廃棄などにならないように適切な食べどきの期限を把握しておきたいですね。

ということで、今回の「食べたら危険な○○の特徴5選!!」は魚の切り身の危険な状態を5つ紹介します。

危険な魚の切り身の特徴5選とは!?

臭いがする

魚は見た目ではわからない時でも、臭いから傷みのサインが出てきます。臭いが明らかに強烈な生臭さや、アンモニア臭などが出て、その臭いでもう食べられないという感じがします。冷蔵庫の中にあってもイヤな臭いが充満してきますので食べるのは諦めて廃棄しましょう。

表面がヌルヌルしている

触ると表面がヌルッとしたぬめりが出てきます。その上、糸を引くようになっている場合は臭いの方がすでに出ていると思われます。その状態ではもう食べられませんので廃棄するしかないでしょう。1尾まるごとの場合はよく目の色などが新鮮かどうかの目安と言われていますが、切り身の場合見た目では判別しづらい場合もあるようですので、いろいろな確認をしましょう。

味がおかしい

臭いやぬめりが出てしまったものは、食べない方がいいと思います。臭いやぬめりのでた魚は個人的には食べたことはないのですが、そんな魚を料理して食べてしまった場合は味がとてもまずいことになっているとのことです。もう口にできないレベルだそうです。話だけでも体に悪そうなイメージですね。ですのでその前段階で腐っているかどうかの確認と判断をした方がいいようです。

寄生虫による食中毒

近年よく聞くようになった食中毒に、アニサキスという寄生虫が切り身やお刺身用の冊などに潜んでいて食中毒を起こすというのが話題になりました。アニサキスは白い糸のような寄生虫で、鯖、鮭、イカ、アジ、サンマ、イワシや、カツオの刺身についていたとの話も出たと言われています。
アニサキスは魚が生きているときは内臓に寄生していて、魚が死ぬと筋肉に移動しているため、切り身の状態になっても潜んでいる場合があるようです。そしてアニサキスは家庭用冷凍庫の温度帯では生き残る可能性があります。刺身用を大きな切り身の状態のものを購入して、刺身にする際よく確認することをお勧めします。人が生きたアニサキスを食べた場合、アニサキスは人の内臓に寄生すると言われています。1週間くらい生きて移動するそうで、食後数時間後から十数時間後に、胃に入った時はみぞおちの激しい痛み、悪心、嘔吐を生じたり、腸に入った場合は数時間後から数日後に、激しい下腹部痛、腹膜炎症状などが現れると言われています。

なお、アニサキスは熱に弱いので加熱で死滅させるのがいいそうです。刺身の場合が怖いようなら、表面を炙ったり、焼き目を付けたりしてタタキのようにしてみるのもいいかもしれません。

色が変色している

切り身の場合は、魚の肉の部分の色の変化は少しわかりにくいところもありますが、白身の魚などは切り身の肉の部分が透明度がなくなり濁った色に変わってくるようです。ですが色の違いで見極めるよりも、臭いや表面のぬめりなどで判断する方が早いようです。

魚の切り身の保存方法のポイントは?

魚はやはり鮮度がいのちですので買ったその日に調理して食べるのが理想的ですが、冷蔵庫で保存する場合のポイントをご紹介します。

ポイント1
チルド室に入れる
冷蔵庫のチルド室は冷蔵室よりも低く、約0℃の凍らないギリギリの温度で冷蔵庫の機能によっては日持ちが伸びる可能性があるようです。
ポイント2
キッチンペーパーで表面の水分をふく
魚から出る水分は臭みの原因にもなるため、冷蔵庫に入れる前にペーパーで水分を拭いておきます。
ポイント3
水洗い可能であれば水洗いをする
表面のぬめりを保存前になるべく取っておくといいようです。洗ったら水分をきちんと取っておきます。
ポイント4
密封して保存する
キッチンペーパーに1切ずつ包んで、さらにラップに包みジッパー付きの保存袋に入れるのがお勧めです。これで空気に触れて雑菌が発生して腐りやすくなるのを防ぎます。
ポイント5
下味をつけてから冷蔵
醤油や味噌で下味を付けて冷蔵すると長持ちしやすいと言われています。魚の種類にもよりますが、味噌漬けや醤油漬けにすると4~5日は保存しておくことができるとのことです。

保存期間は冷蔵で3〜4日程、下味を付けた場合は4〜5日程と言われています。

冷凍の場合も上記と同じように水分を拭き取ることやキッチンペーパーやラップに包む方法で、保存場所を冷凍庫にすればいいようです。その際は急速冷凍すると、鮮度をキープしたまま保存することができるとのことです。さらに冷凍庫の設定温度を下げ、金属トレーなどに切り身をのせて凍らせると魚が金属に触れることで、より早く冷えた温度が伝わるので急速冷凍の助けになるそうです。
冷凍での保存期間は2週間〜最長1ヶ月ほどと言われていますが、なるべく早く食べる方がいいようです。

魚の腐敗のサインは臭いが一番わかりやすいようです。なるべくなら新鮮なうち、おいしいうちに食べておきたいですね。

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