アクアリウムハジメマシタ!!

食べたら危険なブロッコリーの特徴5選!!

先日ブロッコリーが農林水産省が定める、消費量が多く国民生活に重要な「指定野菜」に追加されることが決定したとのことです。キャベツやきゅうりなど現在の14品目にブロッコリーが追加されることで、今後、国のサポートを受けて栽培が促されより多く安定して流通されるようです。
サラダに炒め物に、他の料理にも使いやすく彩りとしても優秀なブロッコリーは、冷凍食品の茹でブロッコリーは時短料理にもとても便利な食材です。
そんなブロッコリーですが、冷蔵庫の中で色が変わってきちゃったときなど判断に困ったことなどありませんか?ということで、今回の「食べたら危険な○○の特徴5選!!」はブロッコリーの危険な状態を5つ紹介します。

食べたら危険なブロッコリーの特徴5選とは!?

まずはが傷んでいる場合の特徴を5つ紹介します。

変色する

ブロッコリーの上部のもこもこしたところは、花蕾(からい)と言いますが、この部分が黄色く変わってくることがあります。その状態であれば、蕾が花に変わってきている状態のためまだ食べることは可能です。しかし、花に変わることによって茎や蕾の栄養を使っているため、苦味が出たり、食感が悪くなったりすることがあるようです。
しかし、この色がさらに茶色に変化した場合は、傷んでいる可能性があります。腐っている可能性も十分に考えられるので、臭いや異変が生じていないかよく確認してから判断した方が良さそうです。

カビが生えている

ブロッコリーに限らず食べ物に生えるカビは、大抵の場合腐敗が進んでいるため食べられないので処分しましょう。ブロッコリーは上部のもこもこしている花蕾部分には内側に隙間があり、外から見てカビなどが無いように見えても内側にある可能性もありますので注意して確認しましょう。

柔らかくなって溶けている部分がある

傷んでしまったブロッコリーは、徐々に溶け始めることがあると言います。冷蔵保存して日にちが結構たってしまった際、確認してみると、液体が漏れ出て溶けていたという場合、これは腐っていると言える状態です。このような状態の場合、臭いや色など他の傷みのサインも出ていると思われますので、廃棄するのが妥当かと思われます。

臭いがする

ブロッコリーは問題ない状態では無臭の野菜ですが、臭いをかいでみて、酸味のある臭いなどの異臭を感じたら食べるのはやめた方がいいようです。温度管理が不十分だったり保存期間が長期になってしまったりすると腐敗は早まると思いますので注意しましょう。

ぬめり気が出てきている

ブロッコリーを思わず長期保存して、腐らせてしまった場合、溶けて液体が出るような感じになる他にもヌメヌメとしたぬめり気が出ることがあります。ぬめり気が出ているブロッコリーは、完全に腐っている状態なので、すぐに廃棄処分した方がいいでしょう。「ぬめり気を水洗いして落としたら食べられるかも」と考えてしまうかもしれませんが、しかし、ぬめり気が出ているということは、ぬめり気自体ではなく、ブロッコリー自体が腐っているサインです。食べるのはやめましょう。

ブロッコリーの食べ過ぎの注意点

ブロッコリーはほかの野菜と比べると食物繊維の量が多く、食べ過ぎによって消化不良の原因になることがあるようです。ブロッコリーに含まれる不溶性食物繊維は適量であれば便秘の解消にプラスに働くようですが、過剰になりますと腹痛や下痢などの症状を引き起こす恐れがあるようですので注意が必要なようです。

とはいえ、過剰摂取となる分量というのが2〜2.5株を1日で摂った場合となるようですので、この分量を一度に摂取するのは多過ぎて食べきれない気がします。食物繊維やビタミンCが多く含まれるため健康志向やダイエットの目的で多く摂取するために、ブロッコリーだけの食事としてしまったりすると体調を悪くしてしまう可能性もあります。

ブロッコリーにはビタミンB群、ビタミンC、カリウムなどを多く含んでいると言われています。鍋で茹でるよりも電子レンジで調理するか蒸すことで栄養価をキープしたまま火を通すことができるので、栄養のムダが少なく摂取することができるそうです。

サラダに、アヒージョや炒め物、シチューやグラタン、スープにもメニューが豊富で彩りとしても最適。ブロッコリーを美味しく適切に食べたいですね。

ブロッコリーのおすすめの保存方法と期間

ブロッコリーは実はあまり日持ちしない野菜と言われており、美味しく食べられる期限とするなら冷蔵保存で長くて3日程度が目安と言われています。一度茹でてしまってから冷蔵保存しても、2日くらいしか持たないと言われているようです。
ちなみにブロッコリーの旬は冬で、その時期に見かけるやや紫がかったブロッコリーは、寒さにあたって甘みが増している証拠といえるそうです。

冷蔵で保存する場合

最長で3〜5日程度が目安です。

ポイント1
キッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れます。
蕾から出るエチレンガスがほかの野菜の成長や熟成を早めてしまうため、ポリ袋に入れて保存しましょう。
ポイント2
軸を下にして房が上に来るよう立てて保存。
畑にあるときと同じ環境にすると長持ちするようですので、冷蔵保存する場合は茎を下側にしてしまっておきます。

日が経つにつれてつぼみの部分が開いてきて味も落ちてしまうので、買ってからはできるだけ低温で保存し、早めに食べきるのがおすすめです。

冷凍保存の場合(生の場合)

冷凍保存で約1ヶ月ほどが目安です。

ポイント1
よく洗って小房に分けて、水気を拭き取ります。
切り分ける前に花蕾の部分を酢大さじ1を入れた水に20分ほどつけてから、軽く揺すってちりや埃を落としましょう。
酢水を洗い落としてから小房に切り分け、水気を拭き取ります。
茎の部分は外側の皮を分厚く剥いて一口大にカットしておきます。
ポイント2
水分を拭き取ったら、ラップに包む
調理する際に使いやすくするため、ラップに包む際に、調理するときの1回分ずつ包むようにしましょう。
ポイント3
保存袋に入れて冷凍庫で保存
使うときは凍ったまま加熱調理します。自然解凍すると水っぽくなってしまうため、凍ったままゆでたり、炒めたり、蒸したりして使いましょう。

冷凍後も食感をできるだけ保つためには、冷凍にかかる時間を少しでも短くするようにしましょう。

冷凍保存の場合(茹でた状態(電子レンジ調理)の場合)

冷凍保存で約1ヶ月ほどが目安です。

ポイント1
小房に分けて硬めに茹でる。
カットしたら鍋で茹でる場合は30秒くらい、電子レンジの場合、耐熱容器にふんわりとラップをかけ600Wで2分ほどで硬めに加熱します。
ポイント2
ザルなどにあげて、粗熱を取ります。
熱が冷めたら水気を取ります。花蕾(からい)の中の水気が切りにくいので、意識して水をふき取りましょう。
ポイント3
保存袋に入れて冷凍庫で保存
冷めたら冷凍用保存袋にブロッコリー同士が、なるべくくっつかないように入れ、冷凍庫に入れます。

常温か冷蔵庫で自然解凍します。すぐに食べるときは、電子レンジ600Wで30秒ほど加熱してください。加熱調理に使う場合は、冷凍のまま使用してください。冷凍前の加熱時間はお好みや使いやすさで調節した方がいいかもしれません。

電子レンジで加熱した冷凍保存したブロッコリーは、そのまま調理するときにも時短にもなりとても便利です。しかし冷凍による食感の変化を完全に防ぐことはできないため、気になる場合は、スープや炒め物といった料理に使うのがおすすめです。

観てもらいたい動画!!