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「スコッチ」と「バーボン」の違いをご存知ですか!?

「スコッチ」と「バーボン」の違いをご存知ですか!?

なんだか高級で大人が行くとろというイメージのあるバー。バーといえばいろいろなお酒が並んでいますが、そんな多くのお酒の中から今回はスコッチバーボンについて。スコッチもバーボンも多くの方が聞いたことのあるお酒の名前だと思いますが皆さんその違いをご存知ですか!?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズはスコッチとバーボンの違いについてです。

スコッチとは!?

スコッチはなんとなく名前から想像することができると思いますがスコットランドで作られたウイスキーのことです。スコッチはウイスキーは大麦麦芽を原料にしたお酒ですが、ウイスキーになるまでの過程には仕込み→発酵→蒸留→熟成と簡単にはあります。仕込みではでんぷんを糖分に変え、発酵では酵母を加えて糖分をアルコールに変えます。そして蒸留によりアルコール濃度を高めて最後に熟成させて完成といった感じです。場合によってはこのあとブレンドをすることもあります。

スコッチとバーボンの違いについてはさきほどの原料以外に4点ほど紹介します。

まずは蒸留方法です。スコッチは単式蒸留機で複数回蒸留され、その時の温度も94.8度以下です。次は熟成期間。スコッチの熟成期間は多くのものが10〜12年でイギリスの法律では最低でも3年は熟成させなければいけないとなっています。3つ目は熟成に使う樽について。スコッチを熟成させる時に使う樽は使用済みの樽です。具体的にはビールやチェリー酒などを作るのに使ったお古の樽です。最後はなんといっても味の違いです。スコッチの味の特徴は初めて飲む人だと消毒液かと思うようなきついアルコールとピート感です。ところがこの刺激に慣れてくるといろいろな味わいの違いを感じることができてはまってしまう人も多いらしいですよ。

バーボンとは!?

バーボンの起源はアメリカのバーボン群といわれています。バーボンもスコッチと同じウイスキーの一種です。さてバーボンの原料はというととうもろこし(51%)・大麦などです。

さっそくスコッチとの比較ですが、バーボンは連続式蒸留機で蒸留され、その時の温度は80度以下です。次に熟成期間について。バーボンはスコッチと違い、厳しく法律などで規定されているわけではないのですが、多くのものが2〜4年といわれています。3つ目は樽について。バーボンを熟成させる樽はホワイトオークという内側を焦がした新品の樽です。最後に味について。バーボンはスコッチと違い、ダイレクトに伝わってくる甘さが魅力のお酒です。

スコッチとバーボンの違いまとめ

  • スコッチの原料は大麦麦芽だが、バーボンの原料はとうもろこし(51%以上)
  • スコッチは単式蒸留機で複数回蒸留されるが、バーボンは連続式蒸留機で蒸留される
  • スコッチの蒸留温度は94.8%以下で、バーボン蒸留温度は80%以下
  • スコッチは使用済みの樽で熟成させるが、バーボンは新品の内側を焦がした樽で熟成させる
  • スコッチは最低3年熟成が必要だとイギリスの法律で決められているが、バーボンは特に決められていない

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