「ヤギ」と「ヒツジ」の違いをご存知ですか！？

繊維やお肉なんかで有名なヤギとヒツジ。ラム肉なんか本当においしいですよね。ところでみなさん、ヤギとヒツジの違いってご存知ですか？ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズはヤギとヒツジの違いについてです。

ヤギとは！？

ヤギはウシ科ヤギ属の動物の総称です。ヤギとヒツジの違いといえばざっくりと4つほどあげることができます。

まず、なんといっても毛について。ヤギの毛はヒツジとは違い短いところが特徴です。ヤギの毛は繊維として敷物やタペストリー、衣服に利用されています。特に有名なアンゴラやカシミアと聞けばピンとくる人も多いのではないでしょうか？またヤギの毛はとても柔らかいことから筆、特に化粧筆として利用されているそうです。

次の違いをあげるとすればツノになります。ヤギのツノは鎌形でクネクネしていません。もちろん品種によって違いはありますが、多くはそんな感じです。

3つ目の違いはしっぽです。ヤギの尻尾は短くてピンとたっています。最後の違いは食用とされる場合の肉の質です。肉質に関しては一般的にヒツジの方が高いとされています。

ヒツジはウシ科ヒツジ属の動物の総称です。ヤギとは非常に近いところにいる動物ということです。

ヒツジの毛はヤギとは違い長くて柔らかい毛がクネクネしています。イラストなどでも、ヤギは馬のようですがヒツジはモコモコしてますよね？あのイメージのままです。実はヒツジの毛はあの長い毛の下に短くて柔らかい毛が生えているという2層構造になっています。この下の短い毛で作った生地がウールと言われます。

次はツノについて、ヒツジのツノはヤギと違って大きくてクネクネしています。螺旋状のような感じですね。

3つ目の違いであるしっぽについては、短いヤギのしっぽと違い長くたれています。4つ目はお肉の違いですよね、ヒツジ肉の方が臭みが少なく上質だと言われています。