釣りやキャンプの保冷剤として自宅で作った氷をもっていくとどうしてもすぐに溶けてしまいませんか?それに比べてコンビニなんかで買った氷はなかなか溶けないですよね?この差って実ははっきりしています。今回は釣りやキャンプに欠かせない保冷剤としての溶けにくい、長持ちする氷の簡単な作り方を紹介します。
そもそも溶けにくい氷とは!?
自宅で作った氷ってすぐ溶けてしまいませんか?それに比べてコンビニなんかで買った氷って溶けにくいですよね?また見た目も違います。家で作った氷はなんか白くなってしまいますが、売っている氷ってかなり透明です。家で作った氷が溶けやすい原因は実はこの白さが原因と言ってもまちがいじゃないのです。
ではどうして家で作った氷が白くなってしまうのか?ってなりますよね。この白い濁りは空気・塩素・不純物などからなる気泡です。気泡になる原因は例えば空気には酸素や窒素が含まれていますが、酸素や窒素は家庭用冷蔵庫で凍らせる程度の温度では気体のままなのです。つまりこの白い気泡さえできない、もしくは極力少なくすれば家でも溶けにくい氷ができるのです。
- 透明な氷を作ればとけにくくなる!!
溶けにくい氷の特料
次は溶けにくい氷を作るための材料について考えますね。材料としては水と塩が必要になってくるのでそれぞれについて説明します。
水
溶けない氷を作るには透明でなくてはいけない、白く濁る原因は空気や窒素、不純物ということをご理解してもらえましたか?ということは、空気や塩素、不純物の少ない水を使えば大丈夫ということになります。この条件を満たす水といえばミネラルウォーターが一番手っ取り早いですが、水道水でも大丈夫なので両方紹介します
ミネラルウォーターを使う場合
ミネラルウォーターを使う場合は軟水を使うようにしてください。硬水だといろんなミネラルが多く含まれていてそのミネラルが不純物となります。つまり白い気泡を作らないためにはより真水に近い方がよいということになります。
おすすめのミネラルウォーターはキリンアルカリイオンの水なんかがおすすめです。
水道水を使う場合
水道水を使う場合は一回沸騰させることをおすすめします。沸騰させることにより空気や塩素、不純物がいくらか取り除かれます。一回沸騰させた水道水を冷やしてから凍らしてください。
沸騰じゃなくてさ・・・という方はミキサーで空気を抜くという方法もありますよ!
塩
上記の方法水だけを凍らせても水道水をそのまま使うよりはかなり白い気泡はとれて溶けにくくなりますが、少し塩をたすことでさらに溶けにくい氷を作ることができます。もちろんコーヒーやお茶なんかにいれる氷にいれちゃうとしょっぱくなってしまいますよ!
作り方
今回は2L(リッター)のペットボトルで作る場合の説明です。
ミネラルウォーターの場合は逆に水を抜くことになります。85%〜90%くらいまで極力ゆっくりと水を抜いてください。
最後に溶けにくい氷の作り方のおさらい
最後に氷にくい氷の作り方の要点をまとめておきます。
- 水道水で作る場合は沸騰させて不純物を取り除いてから使う
- 少し塩をいれる
- ゆっくり凍らせる
- ペットボトルや製氷機にはゆっくりと空気がはいらないように水をいれる
この方法で作った溶けにくい氷ですが水道水をそのまま凍らすより、いつも使ってるクーラーボックスだと2倍くらい長持ちするようになりました!