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フライドチキンの「ドラム」と「サイ」の違いをご存知ですか!?

フライドチキンドラム・サイ違い

フライドチキンといえばおなじみで大人気のファストフードですね。ケンタッキーはもちろんお惣菜コーナーやコンビニ、ハンバーガー屋さんでも販売しているところがある、日本ではクリスマスになると骨付きローストチキンか、フライドチキンかというごちそうの定番です。そのフライドチキンですが、「ドラム」や「サイ」と呼ばれることがあるのをご存知ですか?「フライドチキン(ドラム)」など商品名に入っているのを見たことがあるけれど、どうやら部位のことらしい…。というイメージでした。ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズはフライドチキンのドラムとサイの違いについてです。

ドラムとは!?

ドラムはフライドチキンの部位の一つでドラムスティックとも呼ばれる鶏の足の部分とされており、脚の部分で太い骨の周りに肉がついているため持ちやすく、子供にも食べやすい部位になっています。

鶏の脚の肉ということなので、お肉屋さんなどではクリスマスの時期になると並ぶ骨付きもも肉と同じと考えられるのでしょうか。
鶏もも肉の骨つきをアメリカ農務省の食鶏規格の部位の名称では総称して、「レッグ」といい、真ん中の関節で切り離した脚先の部分のことを「ドラムスティック」と言われているようです。

日本のお肉屋さんで販売されている「鶏もも肉」の塊は、ドラムスティックとは違う形に見えますが、「レッグ」の骨が外された形で販売されているため、ドラムスティックの形から手羽元と誤解されることも多いようですが、ケンタッキーフライドチキンの部位の紹介では、「脚」と表示されています。

サイとは!?

一方のサイというのは、腰やお尻の部分と言われ脂分が大変多く、身がしっかりついているところです。
ケンタッキーフライドチキンではサイを腰部分としており、時々オリジナルチキンのサイに黒いレバーに似たものがついていることがあるようですが、それは背骨の内側についている肝や砂肝と同じように、食べられる内臓(腎臓)がついているということで問題ないとされています。

食鶏取引規格の「骨つきうわもも」、いわゆる「レッグ」と呼ばれる骨付きもも肉の上半分のことを、米国の規格ではサイ(Thigh)と呼び、日本で定番的に販売されている鶏もも肉の厚みのある方の部分が「サイ」の部分に当たると言われているようです。

「サイ」は、肉厚で1番濃厚で食べ応えがある部位として人気です。骨が多くて食べづらいイメージがあるように言われていることもありますが、もも肉の大腿骨の部分を取り出せば残りはほぼ食べられるそうです。

他にも部位はあるの?

ケンタッキーのオリジナルチキンには5つの部位を1羽から9ピースにカットしているとしています。

  • ●キール:胸肉
  • ●ウィング:手羽
  • ●リブ:あばら
  • ●サイ:腰
  • ●ドラム:脚

それぞれに旨味や食感が違い楽しめるようです。ケンタッキーでは部位を指定しての注文に、少数なら応じられる場合もあるようですが、基本的に商品の特性上、原則お断り申し上げておりますとされているようです。

フライドチキンのドラムとサイの違いまとめ

  • ドラムは「ドラムスティック」とも呼ばれる鶏の足の部分。
  • サイは腰やお尻の部分。
  • ドラムとサイは鶏の鶏もも肉全体の関節を中心にした上半分(サイ)と下半分(ドラム)を指すとのこと。
  • ケンタッキーでは部位の指定は原則お断りしているが、部位によって少数なら応じられる場合があるとのこと。

観てもらいたい動画!!