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「中華麺」と「焼きそば」の違いをご存知ですか!?

中華麺・焼きそば麺違い

日本の国民食といってもいいラーメン、そしてバーベキューのシメや、屋台などに欠かせない焼きそばは、よく食べられると思います。しかし使われている麺は同じなのでしょうか。スーパーの生麺コーナーで麺の単体で販売されているものは袋に「中華麺」「焼きそば」と表示されており、パッケージで区別して買っているのではないでしょうか。では「焼きそば」の麺を使ってラーメンを作ることはできないのでしょうか?逆に「中華麺」を茹でて焼きそばの調理をしても美味しくならなかったりするのでしょうか?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズは中華麺と焼きそばの違いについてです。

中華麺とは!?

ここでは、「中華麺」の生麺の単体として販売されているものとして書かせていただきます。インスタントラーメンなどは含んでおりません。

「中華麺」とは、小麦粉を原料とする中国発祥の麺の一種で、かん水(鹹水)を使って作られることが必須であり特徴です。現代では別の原料で代替されるものも作られているようです。日本ではラーメンや焼きそば、冷やし中華、つけ麺などに使用されているとのことです。

かん水(鹹水)とは、アルカリ性物質を多く含む水のことで、昔の中国で鹹湖(かんこ)すなわち塩水をたたえた湖、鹹水湖の水を小麦粉に混ぜて作った麺が独特のコシを持っていたことから、かん水を入れた麺がよく作られるようになったと言われているそうです。日本では、かん水を使用しない中華麺もよく作られているため、かん水が入っていることから中華麺ということでは無いようです。

ですので、「中華麺」と呼ばれる黄色が特徴の麺はラーメンでも焼きそばでも同じ原材料のものと考えていいようです。

焼きそばとは!?

では、「焼きそば麺」は中華麺と何が違うのでしょうか。

「焼きそば」の麺はスーパーの生麺コーナーの個食で販売しているものには、パッケージの袋に「蒸し」と表記してあります。焼きそばを作るとき、炒めたあと、ふんわりとした食感になるよう蒸してあるようです。また炒めたときにほぐれやすくするため、油がまぶしてある物が多いようです。

一般の家庭で食べる「焼きそば」麺とは違い、全国各地のご当地焼きそばは麺の太さもいろいろあったり、蒸さずに茹でた麺を使用したりするなど様々な工夫がされています。

ラーメンも焼きそばも時々無性に食べたくなるのは、どちらも同じですね。

中華麺と焼きそばの違いまとめ

  • ラーメンの面も焼きそばで使う麺も、原材料は同じで総称して中華麺
  • ラーメンなどに使う「中華麺」として販売されているものは、茹でずに生の状態で打ち粉がしてある
  • 焼きそばの麺は中華麺を蒸して、油がまぶしてある物が多い

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