アクアリウムハジメマシタ!!

「ビール」と「生ビール」の違いをご存知ですか!?

「ビール」と「生ビール」の違いをご存知ですか!?

もうすぐ夏です!夏といえばビールです!もう生ビールでもビールでもなんでもいいです!ビールと生ビールの違いってご存知ですか?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズはビールと生ビールの違いについてです。

ビール

ビールは本来大麦の麦芽と味や香りに重要な役割を果たすホップ、そして水などを原料にしてそこに酵母をたして発酵させたシュワシュワとした発泡性の醸造酒です。

麦芽となる大麦の多くは二条大麦というビール造りに相性のよい大麦が使われます。大麦は六条大麦と二条大麦がメインに作られていますが、六条大麦は麦飯や麦茶に使われ、二条大麦はビールや焼酎に多く使われるそうです。そしてホップには苦味を生み、香りをつけ、泡持ちをよくして、さらに殺菌効果と4つの役割があります。なんかビールの屋台骨を支えていますね。

ビールはかつては加熱処理をしてから出荷されていました。なぜなら酵母はビールの完成とは関係なくずっと生きつづけるためなのですが、酵母が生きつづけると何が悪いのかというと狙ったビールの味にはならず、場合によっては味が落ちてしまうからなのです。

生ビール

生ビールは実は技術の進歩によってできたビールなのです。どういった技術かというと濾過の技術です。濾過の技術が進歩したことにより加熱で処理してた酵母を加熱しなくてもきれいに取り除けるようになりました。よく居酒屋とかで生ビールを頼みますが、実は缶ビールも瓶ビールも現在ではほとんど生ビールです。なので、一部の日本の方は生ビールといえば樽だしのドラフトビールのことを想像する方も多いですね。

現在流通するビールの90%以上は生ビールだといわれていますが、実は生じゃないビールもあるのです。その代表格がサッポロラガーやキリンクラシックラガーです。生ビールにはない味わいがあり多くのファンがついています。

生ビールは加熱処理をしたビールに比べてすっきりとした味わいで、逆に加熱処理されたビールは重厚な味わいのものが多いと思います。

ビールと生ビールの違いまとめ

  • ビールも生ビールも原料は同じで、麦芽・ホップ・水・酵母がメイン。
  • ビールと生ビールの違いは加熱処理されているかいないか。
  • 現在では缶ビールや瓶ビールなどほとんどが生ビール。